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46話① 英二's キッチン「タコライス」
作者の暗い部屋に、鈍い音が鳴り響いた。
続いて、獣の呻くような咆哮がひと吼え、夜空に響き渡った。
そこにあったのは、つぶされた顔面を押さえて、息も絶え絶えに苦悶の表情を浮かべる作者の姿だった。そう、武松が力任せに捻ったため、作者の顔面はものの見事にひどいことになったようだった。