怪しい石碑 3・4

文字数 510文字

「大広間に戻ってみましょう」
「でも、服が」
(あれ見てください)
「えっ?」
 入り口の所に服が掛けてあった。
「良かった」
 三人は大広間に戻る。

 大広間に戻ると、残りの石碑が光っている。
「書き写しましょう」
 アイラ姫は石碑に書かれているものを書き写した。
「何かしらね?」
(まだ分からないんでしょう)

「何か光ってるわよ」
「この台座?」
(これが新たな仕掛けですか)
「出来そう?」
(出来るとは思いますが、何か足りないみたいですね)
「そう言えば、何も力を感じません」

(牢獄へ戻ってみましょう)
「戻ってどうするの?」
(やっていないことがあるはずです)
「とりあえずは戻りましょう」

【牢獄の間】
「何が足りないのかしら?」
(調べてないところを見てみましょう)
・本棚
・壺

(まずは本棚から)
「これね」
「何かしら?」
「本ですね」
「何も書かれていないみたいです」
(別のところを調べましょう)

「あとはこの壺?」
「何も入ってないわよ」
(もしかしたら)
「えっ、本を入れる?」
「やってみましょう」
 本を入れると、さっきの本が賢者の本になった。
「これで」
(進めますね)
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