プロット

文字数 1,012文字

起)主人公の亜射が住む世界は、遠い未来の地球。温暖化によって環境が大幅に変化してしまった世界に対応すべく、人間は光、闇、水、雷、風、炎の6つのタイプに体を変化させた。
そうして100年。闇種族が魔王を作り出し、滅亡寸前になってしまった。
諫める者のいなくなった魔王は、この世界を滅亡させようとした。
しかし、闇種族は魔王を諫めるための手を考えてあった。
それぞれの種族が神として崇める獣。そしてそれを操る者。
封印の刻印を持った白魔女と、解放の刻印をもった黒魔術師。
それぞれが集まった時、魔王を諫め、消すことができるという。

承)すぐに獣を操る者、〈チャレンジャー〉探しが始まった。
亜射が住む雷種族の街も、神の獣〈サンダーホーク〉を操るチャレンジャーを探している。
亜射がサンダーホークのテアンダに会いに行くと、テアンダは小型化して亜射が持っていた雷の宝珠の中に入った。
まわりが「チャレンジャーが見つかった」と喜んでいる中、とくにチャレンジャーらしい能力もない亜射は「私でいいのか」と考える。
魔王は一時活動を止め、それから3年がたつ。

亜射は3年の間、同年代の雷種族の手本となるように努力した結果、感情を表に出さなくなった。
そしてまた魔王が活動を始め、6人のチャレンジャーが召集される。
待ち合わせ場所の中央の大樹場まで行く道には、大量の魔物がいるが、「チャレンジャーなんだからなんとかしなさい」と言われ、護衛を一人もつけてもらえなかった亜射。
結局、母から譲り受けた雷石の剣と父の形見である雲の盾でなんとか魔物を倒し、進んでいく。
あと少しで中央の大樹場につくというとき、地域に生息する危険生物が立ちはだかる。
これもまた一人で解決しようと戦う亜射。だが、属性の相性が悪い相手。何度も攻撃を受け、ボロボロになった。

転)そこに現れたのが風種族から選ばれた風の獣〈ストームライオン〉、スタッカを操るチャレンジャー、虹弥。
スタッカと連携して戦い、危険生物を倒した。
亜射に「チャレンジャーなのにこんなになって。情けないと思わない?」と言われて「チャレンジャーなのに、とか関係ない。俺たちは普通の人。たまたまチャレンジャーになっただけ。」と言われ、亜射の作った心を壊した。

結)中央の大樹場についた亜射と虹弥。すでに待っていた光、闇、水、炎のチャレンジャーと合流して、封印の刻印を持つ白魔女と解放の刻印を持つ黒魔術師を探し、それぞれの地方へと向かっていった。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み