別荘地の戦い(2)
文字数 578文字
館を前に、草里が述べる。
館の敷地までは、簡単に入れた。庭にいたという入間のペットの獣はすでに倒されている。
館の敷地までは、簡単に入れた。庭にいたという入間のペットの獣はすでに倒されている。
ただ、おそらく、わたしらを歓迎する準備は万端、といったところだろう。罠とか罠とか。
だが、絶対に入間を倒し、ここをわたしたち用に確保しない限りさらに危険にさらされる、ということで、何としても入間を倒す。入間はできれば、生け捕りにしよう。もし不可能そうな場合は、致し方ないが、死んでもらうことになってもいい。行くぞ
だが、絶対に入間を倒し、ここをわたしたち用に確保しない限りさらに危険にさらされる、ということで、何としても入間を倒す。入間はできれば、生け捕りにしよう。もし不可能そうな場合は、致し方ないが、死んでもらうことになってもいい。行くぞ
草里、ここへ来てなんだがちょっと自暴自棄になっていないかな。眠そうだし、テンションが変だよ。
草里は、ピエロ斬りで窓をがっ、がっ、と叩いている。
草里は、ピエロ斬りで窓をがっ、がっ、と叩いている。
わたしは、壁をとんとん、と叩いてみる。とうぜん、壁の方はもっと固そうだ。
草里は、わたしの方を見ている。香鳥さん、そして蟻江さんもわたしの方を見る。三人が見ているのは、わたしの後ろにいる小象だ。