36 夜が明ける
文字数 140文字
その夜が明ける間際、部屋でわたしたちにこうした一連の出来事について仔細 に話して聞かせてくれた後、ルータは消え入りそうな声で問いかけた。
「ねぇ、僕はなにか間違ったことをしてしまったかな」
いつもの調子で肩をすくめると、イサクはなにも言わず首を横に振った。
「ううん」わたしは言った。
「ねぇ、僕はなにか間違ったことをしてしまったかな」
いつもの調子で肩をすくめると、イサクはなにも言わず首を横に振った。
「ううん」わたしは言った。
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