第13話 魂の回復・復活From Isis

文字数 851文字

「笑いを忘れるな」神託の巫女は告げる。
彼女(Yではなく神託の巫女のことね)が「TENGA」言うた時、可笑しかった。どんなもんか見たこともないけど‥‥。
自転車を押して買い物へ彼は行った。あと数日は、雨でも降って雪が溶けて晴れ間がないとcross bike に乗れそうもない。
図らずも2枚目のレシートは¥345ナーリ、まあ、力まずに行こう。
マラソンを走る時はペースを崩さず、焦って走らないことと聴いたことがある。人生という長丁場では、ダッシュしたり寝転んだり、ストレッチしたりジャンプしたり、ほんと様々だ。
それにしても胸焼けがする食べ過ぎ=文明病だ。今夜は蜜柑1個に、蜂蜜入れてスパイスチャイでも。
「自分で動け」そう巫女は先ほど告げた。
YouTubeで遠隔参拝で「皆、願え」と言っていた。だが、違うYouTuberは決意を述べるものと言っていた。お礼・感謝を初詣ではするもの、と言う人もいる。
彼は誓いと感謝を述べよう。そう至考した。
ニライカナイ=海の果て。水晶の球には精霊が宿る。
石油ストーブに薬缶を乗せた空きスペースが勿体なくて、彼は買ってきた安納芋4個を乗っけた。こちらはもう真っ暗なのに、沖縄はこんなに明るいのか、彼は昼のような光景をヒビの入ったPC画面で眺めた。
巫女のうちのひとりが「皆、お願いするんだ」と促したので
「‥‥幸せになりました。ありがとうございました」
と、2021年12月31日に詣でているが如く想像して感謝申し上げた。
食べるのを暫し控えていたら、胸焼けが晴れてきた。
蛇が1000年生きると龍になる、とおじさんが説明している。
芋のうちの1個が殆ど腐っていたので捨てて、新たに袋から出し、ストーブに乗せる。
YouTuberも1回の放送で登録者が激減したり、することがあって大変なのね。
369の時代が始まった、と巫女が告げる。どうやら霊が見える人みたい。
「10年間で1000万部」そんなもん軽く越えて行こう !
「信用残高」? そんなもん屁でもねえんだよ ! ! 信頼の前ではな! ! !

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登場人物紹介

彼女

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