第1話 ホモ・サピエンスですから
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とかいろいろ言えるし、検証しないといけないんでしょうけど。
でも、少なくとも一緒にはいられない人たちが存在したんだろうな、とは想像できるでしょ、少し考えてみたら。
特に個性的で協調性に乏しい人物だと、出ていかざるを得ないことがあった、と考えるわ。
もちろん、知らないところへ行く好奇心を持っていたり、今の状態から抜け出す勇気のある連中、ということなんでしょうけど。
世界に散らばっている私たちは、そういう人の子孫、という訳ね。
俺の前でもっと恥ずかしい思いを本来は沢山してきたはずだがな!
で、これだ。
ヨメルデイズに投稿されていた『戦争について考える』というタイトルのエッセイと小説。
かめさんという著者さんが書かれた話なんだが、
今お前たちが話していたような、個性的で協調性に乏しい人物、というのは
二・三人集まれば一人はそのようなレッテルを貼られてしまう。
そういう人物に対して感じるエネルギーとか、パワーね。
こういうのを同レベルの人間が攻撃すればイジメ、
保護者的な立場からみれば、指導とか教育、それは虐待と紙一重でね。
かめさんはそういう個人の思いや関係性から、戦争を考えられたんだと俺は解釈した。
ああ、ちょっと喋り過ぎたが、どうだ?