恐怖の催眠アプリ version.4

文字数 864文字

ユーザーの皆様へ

「催眠アプリ」運営より

以下2つの苦情が多数寄せられましたので、原因を調査いたしました。

苦情その1:
当アプリを使用して、支配状態にした事が有る「対象」が、ユーザー様以外の相手からスマホの画面を向けられただけで、その相手に服従してしまう。

原因:
「対象」は催眠をかけられた際の記憶を思い出す事は出来ませんが、潜在意識にその記憶は残っています。
その為、当アプリを使用して同じ「対象」に何度も催眠をかけた場合、「対象」の脳が「スマホの画面を向けられる=相手に服従すべき状況」と云う学習をしてしまう可能性が有ります。

対策:
同一の「対象」に、何度も当アプリを使用する場合は、なるべく、催眠強度を最小にしてお使い下さい。
あと、主に男性のユーザー様、お節介とは思いますが、特定の女性を性奴隷にするのは結構ですが、当アプリの使用料を支払える財産をお持ちでしたら、その相手を自分のモノにする方法は他にも色々と有ると考える次第です。
何でしたら、その手の事に慣れた「業者」を紹介いたします。なお、別途、当該「業者」の紹介料および当該「業者」への報酬が必要となります。御了承下さい。その場合に、金を踏み倒そうとしやがったら、ユーザー様のみならず、御家族・御親類・御友人・職場の上司・部下・同僚に到るまで、無事で済むと思うなよ。

苦情その2:
ちょっとした事でも、誰かに当アプリを使ってしまい、このままでは課金で破産してしまう。

原因:
単なる「催眠アプリ使用依存症」の可能性が高いと思われます。

対策:
精神カウンセラーにご相談下さい。
なお、精神カウンセラーに催眠をかけては、カウンセリングになりませんので、スマホの電源を落とすか、スマホを御自宅などのすぐに手の届かない場所に置いた状態でカウンセリングを受けて下さい。

付記:
規定の課金が払えなくなった場合は、例え「催眠アプリ使用依存症」であっても、ユーザー様かその御家族・御友人・肉奴隷その他の関係の内、健康な肉体をお持ちの方を、催眠によって移植用臓器密売業者のアジトに御案内いたします。御了承下さい。
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