第155話

文字数 112文字

 いま、足もとを見たら、細いワイヤーの吊り橋の上にいて、百メートルくらい下の渓谷が見えて、悲鳴をあげて起きた。

 〇・五秒くらいの夢。たぶん私史上最短。

 渓谷は石が白く、水が澄んで、木々が赤や黄に色づきはじめていて美しかった。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み