第41話
文字数 883文字
「エクスプロージョン!」
ドーンの炎の渦がグリフォンAを包み、燃やす。
「やるではないか。魔法使いよ」
武者は刀に魔法を込めて放つ。
「魔法剣ギガイア!」
魔力の籠った複数の斬撃がグリフォンBを切り裂いた。
「この武者……尋常じゃないぞ。もしかしたら今のじじいより強いかもしれない」
ニャン太はグリフォンCに向かって駆けて行く。爪に光の魔法が宿る。
「必殺、オーラ爪!」
ニャン太の必殺技であるオーラ爪がグリフォンCを引き裂いた。
「終わったな。2人とも強いじゃないか。機会があれば戦いたい所だ」
「それより、貴方はもしかして魔法剣士のヘンリーさんでは?」
「む、俺を知っていたのか」
「私も違う大会に参加しましたからね。ほかの大会もチェック済ですよ」
「へえ、こいつ有名なヤツなのか?」
「ええ、全国大会……いえ、世界大会だとしても優勝候補の1人です。」
「それほどでもないさ。さて、あのじいさんの助太刀に行かねば」
「そうだったな。でももう終わりそうだぜ」
ドーン「え……」
何度か剣撃を加えたのち、ミノタウロス一際大きく振りかぶった。
「うおおお、これで死ねい!」
「今だ!」
ミノタウロスの攻撃を先読みでギリギリかわす。そのままカウンターで奥義を放った。
「光の一撃!デスハーピーと同じ技であの世に行きやがれ!」
聖剣から眩い光が迸り、ミノタウロスを通る。ミノタウロスはその場に崩れ落ちた。
「なんてこった……こんなにも凄い技だったとは」
「ただの魔物のくせにまだ生きてる方が凄いって」
消費した身体を動かし、じじいは今一度聖剣を構えた。
「体力と力が自慢だったのに」
「それは誇って良い。凄い奴だったよ。ただ相性が悪かったってだけだ」
じじいは1歩踏み出す。技名の無い薙ぎ払いで、ミノタウロスは自然へと還った。
「ふう、緊張感のある戦いだった。先読みがなければ危なかった可能性がある」
戦いを終えたニャン太達が向かってきた。
「お前たちも無事だったか」
「じじい、やったか」
「勝ててよかったです」
「よくやった。最初から只者ではないと思っていたぞ」
「んで、誰こいつ」
町の人の大きな喝采と共に戦いは終わった。
ドーンの炎の渦がグリフォンAを包み、燃やす。
「やるではないか。魔法使いよ」
武者は刀に魔法を込めて放つ。
「魔法剣ギガイア!」
魔力の籠った複数の斬撃がグリフォンBを切り裂いた。
「この武者……尋常じゃないぞ。もしかしたら今のじじいより強いかもしれない」
ニャン太はグリフォンCに向かって駆けて行く。爪に光の魔法が宿る。
「必殺、オーラ爪!」
ニャン太の必殺技であるオーラ爪がグリフォンCを引き裂いた。
「終わったな。2人とも強いじゃないか。機会があれば戦いたい所だ」
「それより、貴方はもしかして魔法剣士のヘンリーさんでは?」
「む、俺を知っていたのか」
「私も違う大会に参加しましたからね。ほかの大会もチェック済ですよ」
「へえ、こいつ有名なヤツなのか?」
「ええ、全国大会……いえ、世界大会だとしても優勝候補の1人です。」
「それほどでもないさ。さて、あのじいさんの助太刀に行かねば」
「そうだったな。でももう終わりそうだぜ」
ドーン「え……」
何度か剣撃を加えたのち、ミノタウロス一際大きく振りかぶった。
「うおおお、これで死ねい!」
「今だ!」
ミノタウロスの攻撃を先読みでギリギリかわす。そのままカウンターで奥義を放った。
「光の一撃!デスハーピーと同じ技であの世に行きやがれ!」
聖剣から眩い光が迸り、ミノタウロスを通る。ミノタウロスはその場に崩れ落ちた。
「なんてこった……こんなにも凄い技だったとは」
「ただの魔物のくせにまだ生きてる方が凄いって」
消費した身体を動かし、じじいは今一度聖剣を構えた。
「体力と力が自慢だったのに」
「それは誇って良い。凄い奴だったよ。ただ相性が悪かったってだけだ」
じじいは1歩踏み出す。技名の無い薙ぎ払いで、ミノタウロスは自然へと還った。
「ふう、緊張感のある戦いだった。先読みがなければ危なかった可能性がある」
戦いを終えたニャン太達が向かってきた。
「お前たちも無事だったか」
「じじい、やったか」
「勝ててよかったです」
「よくやった。最初から只者ではないと思っていたぞ」
「んで、誰こいつ」
町の人の大きな喝采と共に戦いは終わった。