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白い封筒
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第8話 窓
文字数 130文字
窓をほんの少し開ける。
カラカラと軽い感触。
3月のまだ冷たい空気が足元に流れる。
カアカアと眩しいほどの
カラスの鳴き声が響く。
下に人の歩くのが見える。
どこに行くのだろう。
空は憎らしいほどに澄んでいる。
ぴしゃり、と窓を閉めた。
今日も一日が始まる。
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第9話 ペットボトル
白い封筒
雨塔けい
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第1話 電話
第2話 歯磨き
第3話 ボールペン
第4話 飴玉
第5話 絵の具
第6話 鏡
第7話 風呂
第8話 窓
第9話 ペットボトル
第10話 ぬいぐるみ
第11話 洗濯物
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