１２

子どもの頃聞いた変な確信
3秒ルールの神話は崩壊して
当たり前になってる世の中で
通路沿いの山積みのパンとか
作りたての美味しそうな食べ物
道路沿いのオープンスペースの食事風景も
お洒落なカフェの団欒も憩いも
当たり前になってる世の中
何が正しくて何がおかしいのか
SNSで投下しても無意味に思える
ゴミもお金になるんだよと
誰かが偉そうに言うけれど
そんなのは遠い昔にはもう気づいてて
それを馬鹿みたいに辞めた偉い人がいて
さも新しいかのように言えば
その人はもてはやされて一躍ヒーロー
少し前に古臭いと踊らされて
しなくなってしまった人たちは
誇りをけなされ立ち位置を見失う
そんな風に世の中は巡り巡って
何をやってもやったもん勝ちが
最近の風潮と暗黙のルールさ
踏ん張り歩き続けることは
自分が決めた事
流されて行くのも
その人がそれでいいなら
見て見ぬ振りするのも
優しさなんだと
俯瞰して見れるほど強くないから
つい手を差し伸べてしまうのは
失敗をたくさん目の当たりにしてきたから
どんな答えにも正解がないこんな時代なら
この先にまた別の答えのある場所で
新しい始まりを迎えよう
誰かに馬鹿らしいと笑われても
そこにはまだ何もないから