016.雪南の恋愛事情2

雪南君も愛歌先輩に撃沈か〜《なんか分かるような》

湯花那もせっかく夜に待ち伏せしてまで告白したのに残念だったねー《ストーカーみたいだけど》

よしよし《湯花那の頭をなでなで》

でもさ、私は実は雪南君がそういう人でも全然構わないんよ。

私が明日にでも告ろうっかなぁ〜

ピクッ

そ、そ、そ、そ、そんなの、、、わ、わ、わたしも気になりませんっていうか、明日になれば気にしないように頑張れます、本当に、悲しいほど本当に！！！！

あの〜私、明日、もう一度告白してみます。

今日は驚いただけです、、、本当に、悲しいほど本当に。

そう？

じゃあ、私の告白はその後かな〜

ピクピクッッ

あの〜今日は、泊めてくれてありがとうございました。

しかも、慰めてもらいましたし、励ましてもらいましたし、、、

言っておくけど、雪南君は人気あるから大変だぞ！

お友達からだしな、、、

はい…頑張ってみます。本当に、悲しいほど本当に。

雪南君は雪南君らしくでいいと思うよ。

誰にでも優しいし、愛歌とは恋人の域も超えているし、そういう雪南君を慕ってもらうしかないじゃん？

そういうの隠して付き合っても相手を傷つけるだけだからね、、、

ボク、まだお付き合いしたことがなくて/////////

オレも愛歌と付き合うのが初めてだけど？

田所さんは、妹さんがいるから女性の扱いが上手いというか慣れているというか、、、

ボクの苦労は分からない気がします。

おいおい、愛歌の扱いはほとんどの人が正気保つの難しいぜ。

愛歌姉さんと暮らしながら自分の彼女を持つなんて出来ませんよ、、、本当に、悲しいほど本当に。