街や集落設定まとめ
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教会を中心に広がる街。
教会の管理下に、大病院や警備兵施設、孤児院、無料で通える学校などがある。
教会から大病院、教会から孤児院へ繋がる通路はあるが、その通路を知る者は限られ、通過出来る権利のある者は更に限られている。
大病院と孤児院、大病院と警備兵施設に繋がる通路もあるが、緊急事態のみ院長権限において使用可能。
教会の規模は大きく、地下には禁書を含めた持ち出し不可能な書物が多く所蔵されている。
その地下に行くには、教会で地位の高い者の許可が必要。
書物を盗み、教会の敷地から出た場合、呪いが発動して罪人は石化する為に防犯対策は万全らしい。
因みに、石化した罪人は晒し者にされた後で砕かれて街の外に捨てられる。慈悲皆無。
また、代々教会関係者によって街を覆う結界を張っている為、街の中には魔物は出ない。
しかし、街に続く道を歩く人目掛けて魔物は出没する為、警備兵が活躍することもある。
基本的に警備兵は街の治安を守る為に働いているが、物質輸送の馬車を魔物から守る仕事もある為に、魔法を使える兵は出世も早い。
街限定警備の場合、給料は低めだが命の危険は少ない。だが、武装した人間も危ないので、警備兵の全てがガチムチだ。
【マルン】
ヘイデル最寄りの町。
生活するには困らない程度にインフラは整備されている。温泉多めで個人宅に引いている場合もある。
魔物と戦える要員は少なく、自警団があるのみ。どうにもならない時はヘイデルに泣き付く。代わりに美味しい温泉饅頭とか温泉玉子とか貢いでいるらしい。
【プリトス】
ヘイデルより都会な街。
デパートや大学もある、ヘイデルより技術的には進んでいる街。人が多い為に魔物が寄りつかないが、襲撃されたら脆い。
大学がある為か、ファッション系の店や安価な食堂も多い。その反面、街を訪れた人から巻き上げる様な店も存在する。
暮らすとしたら、お金が必要な街。
【フォッジ】
緑に囲まれた街。天使に関するものを始めに、詩があちこちに残された歴史だけは長い街。独特のグルメがある。
街の中心に大樹が有ったが、愚かな人間が猛毒を撒いて枯らしてしまった為に聖霊が静かにブチ切れていた。しかし、猛毒で弱っていた為に人間側に長い間やり返せずにいた。
聖霊が力を取り戻してからは、以前に増して緑増量。人工物は力強く生えた木々で破壊されまくった。それはそれで人間以外は生き生きしている。
【隠れ里】
獣人がひっそり暮らす里。川魚美味しい。人間の悪いものからも隔離されている為に、果物や山菜も美味しい。水も空気も美味しい。元の住人が少ない為、何れは消滅してしまう運命にある。
【ノイキュステ】
寒い、とにかく寒い。食べ物は大抵海の幸。作物は育ちにくい為、食べ物はほぼ海の幸。
海と山に挟まれた土地の為に、往来も少ない。