第8話 『リアル』

文字数 671文字

 知り合いにサバゲーが趣味な人がいて、また、(私は俳句を趣味としているので)戦争を経験した仲間が何人もいます。
 その俳句仲間の一人はジャガイモが食べられなくて、それも、戦時中に食べ過ぎて嫌になっちゃうってレベルではなく、空襲警報に脅かされた記憶がよみがえってしまうため、ジャガイモが食べられない。
 この俳句仲間がリアルを生きているならば、サバゲーが好きな知り合いは『リアル』を生きている。誤解があったら嫌なのですが、私はサバゲーを趣味にしている人を批判しているのではありません。
 『リアル』はあるってことです。確かにある。
「おかしいな、俺は主人公のはずなのになんで血を流してるんだ? もしかして俺、このままゲームオーバーなのか?」って、これが『』付きの『リアル』なんだけど、今戦争に投入されると、私たちの多くの人がこの感覚になると思う。こういうリアリティしか実感できない層が一定数、確かに存在する。
 だけど、戦争っていうシビアな現実から私たちは目を背けているのかな? 私たちは私たちなりに向き合っている気がするんだけど。この辺のマッピング(存在論的なタブローとしても良い)が難しくて、悩ましいところなので、物語の出番だってところでしょうか。
 ただひとたび、『加害者』『被害者』の関係性が発生すると、『リアル』の住人はかなりおかしなロジックを垂れ流し出すので注意が必要だってことですね。「壊れないオモチャが欲しかっただけなんだ」とか平気で言っちゃいそう。具体例を挙げると怒られそうなのでこれで終わりにします。
(進撃の巨人の最終回、楽しみだなー)
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