2017年9月エビコー鉄研大反省会!

文字数 4,100文字

うぬ! 幸いにして我が「鉄研でいず」、月間ランキングで5位となれたのだ(17年9月9日13時時点)。

これは真に読者諸賢のアツい支持の賜物であろう!

まさに深甚の感謝なり!

おなじく「SFガンズ&ユニバース」誌でごいっしょしております神楽坂らせんさんの もしも敬虔な女子高生が〈神は死んだ〉のニーチェ作『ツァラトゥストラ』を読んだなら も好評ですわ。やはりセルフパブリッシングの時代は着実に近づきつつあるようで、わたくしもとても心強いですわ。


詩音ちゃん! そのガンズユニバース誌のリンク、3号に飛ぶけど、ガンズユニバース誌そのものへのリンクはないの? 1号2号、そして今4号準備中なんでしょ!
それが……ランディングページの作成が間に合わないのですわ……。4号も今絶賛準備中です……。
ありゃ、なんか聞きにくいこと聞いちゃったかも。ヒドいっ!
ああー、そうかもしれないよねー。
あーあー、また話がぜんぜん進んでないですよ。

で、この「鉄研でいず・トークメーカー版」、前回で完結したんですよね。

でもなんで今「大反省会」なんてことを。説明必要ですよこれ。

さふなり。さすがカオルくん、明晰なる分析なり。

そもそも、突然はじめたこのトークメーカー版「鉄研でいず」、思えば色々反省すべき点があった!

ゆえ、局所的好評に気を良くしつつも、アンコールのごとくもう少し延長して反省点を反省し、次へつなげようという話なのだ。

反省点、色々ありますよね……。正直。
まず、いきなりのキャラ登場! われわれ鉄研メンバーについての説明がほとんど無い! いきなりぶっつけで話がはじまっておる! これは反省点である!
わ、ほんとだ、ヒドいッ!
確かに「説明はいらない、描写は必要」って著者のお師匠さん(山田正弘先生。『ウルトラQ』の脚本書いた人)が著者に言ってくれてたよね。「キャラが喋りだしたら、その前はごっそり削除すべき。そこまでは所詮不要な説明にすぎない」って。
さふである。説明などされたところで面倒なだけなのだ。

人は描写とドラマを求めて物語を読むのだ。説明されてもそんなものいらないのだ。

最近の家電製品にもうざったらしい取扱説明書がないものが多い。小さなパンフレットのみで済ませる。

そのように必要なときに必要な情報が入ればよい。それが真理なり。

とはいえ、私達のこと、解ってもらえてるのー? 心配だなー。
そこは鉄研でいずのガイドブックがあるので、ぜひご参照いただきたく!

『オールアバウトオブ鉄研でいず!!』

このリンク先なり。無料の読み物形式なるぞ。

まぁたそうやってガイドブックに丸投げ。ヒドいっ!
説明といえば、そもそもテツネタについてもほとんど説明が無かった!
ほんと、そうでしたわねえ……。
かなりマニアックな鉄道模型ネタやってたのに。トミックスとかカトーとか、鉄道模型メーカーの名前なのに、それもろくに説明してませんでしたね。
トミックスはタカラトミーの鉄道模型部門ですわ。でもトミーテックというブランドもあります。ともにフットワークのよい車両の模型ラインナップ化で定評がありますわ。


カトー(KATO)はかつて関水金属と呼ばれていた老舗鉄道模型メーカー。国内一貫生産を核として日本の鉄道模型、とくにNゲージ鉄道模型の世界のリーディングカンパニーですわ。

でも他にも鉄道模型メーカーがありますよ。

グリーンマックスは組み立てキット中心だったけど、最近は完成品模型もやってますね。でもなんといっても「作る楽しみいっぱい!」というスローガンながら、商品説明に「あれもこれもここから作れる」、としながら結局は「詳細は各自研究工夫のこと」ですませちゃったり。でもあの硬派な感じは素敵だったなあ。

マイクロエースってメーカーもがんばってるよー。昔だったら絶対模型化されないようなマニアックなラインナップ、とくに地方鉄道の完成品模型はマイクロエースにしかできないよー。

でも交換部品の入手困難とか、中国での生産に頼ってて今それが難しくなって高くなっちゃったとか、あと走らせてるときに絶対見えない列車のトイレの表現をなぜか内装に表現してあるとかでもがんばってるよー。

華子ちゃん、それ、あんまり褒めてないかもしれません……。でもマイクロエースがなければここまでNゲージ鉄道模型の世界は大きくなってませんわ。ただ購入した車両の動力ユニットのダイカストユニットがあとで膨張して走らなくなっちゃったり、動力ギアにつけてあるグリスが質が悪いのに多すぎることとかありますけど、それでもマイクロエースはなくてはならない素敵な模型メーカーですわ。
もー。詩音ちゃんまでマイクロエースをdisっちゃだめだようー。
斯様にメーカーの説明一つとっても、鉄道模型の説明をするのは語るべきことが大変多く、実に困難なのである!
でもここまで、僕達も著者もあんまり反省してませんね。むしろ正当化、言い訳をしている。
うっ、カオルくんの言うとおりなり。しかも、ここまででみな、気づいたか?
????
地の文がまったくないのだ! これでは我々がいつ、どこに、どのように存在しているかが、さっぱりわからないままだったのだ!
あー、ほんとだ!
これは著者の『設定責任』が問われるところですわねえ。
ここまでこれできちゃったもんねえ。どーしますこれ?
かくなる上は著者を呼び出すまでなのである。


ゆえ、ワタクシのiPhoneからプチっと。

すみませんすみません! 地の文入れるスキなくて! ほんとすみません!
わ、著者が出てきた!
まあたそうやって著者を呼びつける。そんなキャラクターどこにいるんですか。でもここにいるんだよなー。ヒドいっ。
というわけで著者、ペナルティーとして我々全員分の「くりいむわらび」買ってこいなのだ。
ひいいい! でも非実在女子高校生に現実のオヤツ買ってくるって……。
黙れ小童!
もー! それは去年の大河ドラマ「真田丸」ネタだようー。テレビネタにしても周回遅れだようー!
今は「おんな城主 直虎」ですわねえ。
うっ、実はワタクシ、忙しくて大河ドラマのチェックをサボっておった……。
チェックしなくていいですから。
まあよい。というか、著者、まだ出発しておらなかったのか?

3歩以上は走れェ! なのである!

さあ行って来い!

著者をパシリ扱い……ヒドいっ、ヒドスギル!
まあ、著者は我々でPVだの何だのを稼いでいるので、こうして還元するが良いのだ。
総裁、著者をいい加減許してあげましょうよー。
ああっ、それと、わたくしも反省点が!
ええっ、詩音ちゃんも? 何を反省するの?
ここまでミエさんの出番が全く無いのですわ!
わっ、ほんとだ!
ミエさ~ん、すみませんー!
もー。ほんとに出番ないかと心配しましたよ―!
ミエさん出てきた……。良かった……。
今回のオチ、私のことかと思ってヒヤヒヤしましたよ!
そういう可能性もあったからのう。
うちの著者に計画性がないのは知ってたけど、ほんとに計画性ない……ヒドいっ!
ほんとそうだよねー。
まだ反省点はあるぞ。

まずラスト2回は身体ボロボロ編で、健康にも教育にも悪いものであった!

ほんとうにテツ分のオーバードーズ状態でしたものねえ。「良い子は真似しちゃだめだよ」とかの世界ですものねえ。次回アレでは間違いなく多方面にご迷惑をおかけしてしまいますわ。
まさに反省の必要なところである!
総裁、自分でけしかけといてそう言っちゃだめですよー。
そもそもワタクシたち非実在女子高校生にけしかけられたせいにする著者がそもそも不届き千万なのである!
そうかもしれないよねー。
そうかもしれないよねー、じゃないです! ヒドいっ!
む、アレに見えるはコンビニに行った著者が戻ってくる姿では?
ほんとですわ。本当に走ってますわ。ああいうところ、著者さん、真面目ですわ。
真面目だって言ってるけど、そもそも私たちを「非実在呼ばわり」して買いに行くの抵抗したの、私、忘れないもん。
御波ちゃん隠れドSだもんなー。ヒドイッ!
そんな隠れドSとか呼ばないでよ! 泣きたくなるわ!
まあ、よいではないかよいではないか。こうして「くりいむわらび」も人数分そろったことであるし、みんなでティータイムとしようかのう。
えっ、でもボクたち、7人だよ? 「くりいむわらび」7個しかないよ? 著者さんのぶんは?
あら、コンビニにもう置いてあるの全部買ってもこの数だったのですか?
まあ、著者に食わせる「くりいむわらび」などないのだ。

必要なのは鉄研制裁あるのみなのだ!

総裁、著者いじめが酷すぎます―。といいつつ「くりいむわらび」いただきます―。
あ、ぼくもー。いただきますー。あ、紅茶入れますー。
「くりいむわらび」美味しいですよね。いろいろバージョン変えても、もともとのが一番美味しいように思います。
本当に美味しいですわ。わたくしの屋敷で出るスイーツにも勝ってしまうなんて、セブンイレブンの商品開発力は侮れませんわねえ。
そう言いながらみんなしっかり食べる準備してて。だれも著者に同情なんかしてないって、ヒドいっ!(といいつつ自分の「くりいむわらび」は確保♡)
「くりいむわらび」私の住んでる所じゃ売ってないんですよー。セブンイレブンがない地域なので。

だから、こうしていただけるの嬉しいなー。

もー、みんな、ちゃっかりしてるなあ。私も確保したけど。

で、反省会はまだ続くんでしょ?

ところがー! これをなんと読む!
わわっ、字数制限だ!!!
というわけでここでぷっつり終了とか、ヒドいっ!
あとは著者にもろもろ押し付けて、我々はティータイム続行なのである!
ええっ、押し付けられたけど……、これ、どーすんの?


ねえ、どーすんの!

ほんとにどうするの!!


えええっ!!


ひどいよ、ひどすぎるよ!!!

うむ、「くりいむわらび」はやはり美味しいのう。
著者を放置プレイ……ひどいっ! ひどすぎる!!


 この反省会がどうなったか、どうなるのか?

 それは未定なのである。

というわけで、読者の皆さん、苦情やご要望をお寄せください!!
どしどし送りつけるのが良いのだぞ。
わああ! これどうなっちゃうんだよう!!


ひいいい!!!


(ひとまずここまで)

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登場人物紹介

長原キラ ながはらキラ:エビコー鉄研の部長。みんなに『総裁』と呼ばれている。「さふである!」など口調がやたら特徴ある子。このエビコー鉄研を創部した張本人。『乙女のたしなみ・テツ道』を掲げて鉄道模型などテツ活動の充実に邁進中。

葛城御波 かつらぎ みなみ:国語洞察力に優れたアイドル並み容姿の子。でも密かに変態。しかしイマジネーション能力は随一。


武者小路詩音 むしゃのこうじ しおん:鉄研内で、模型の腕は随一。高校入学が遅れたので、実は他のみんなより年上。鉄道・運輸工学教授の娘で、超癒し系の超お嬢様。模型テツとしての腕前も一級。


芦塚ツバメ あしづかツバメ:イラストと模型作りに優れた子。イラストの腕前は超高校級。「ヒドイっ」が口癖。


中川華子 なかがわ はなこ:鉄道趣味向けに特化した食堂『サハシ』の娘。写真撮影と料理が得意。バカにされるとすぐ反応してしまう。

鹿川カオル かぬか カオル:ダイヤ鉄。超頭脳明晰で、鉄道会社のダイヤをアルバイトで組んでしまうほどの『ダイヤ鉄』。プロ将棋棋士を目指し奨励会所属。王子と呼ばれるほどハンサムな女の子。電子回路やプログラミングが得意。

田島ミエ たじまみえ:総裁の古くからの友人。凄腕の模型テツ。鉄研のみんなと一緒に大洗などを旅行したものの、関西在住で滅多に会えない。なおかつその実像は不明。

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