031.コミュニケーション

文字数 437文字

トト

仁美と大介はコミュニケーション不足。

2人で話してきて、、、

仁美

うむむむむ、じゃ、コイツ借りる。

かがみ

《大介とああいうことがあって、ドキドキです》

大介

オレの親は一番になれとか、強くなれとかはなかった。

ただ、使う技に制限をつけて勝ってみろとか、試合中のアドバイスもしなかった。

自分で考えろ。動け。集中しろ。

そりゃ〜無茶苦茶でオレも反抗して試合出なくなった。

そんなオレに一緒に練習しようって言ってくれたのは仁美だった。

仁美

強い人と練習するのが一番いいと思って、、、

大介

強い人と練習というのも、まぁそうはそうだけど、、、相手のピン球をどう活かすかってのもある。

でなければ、ここまでオレ強くなれてないし。

仁美

トトが大介との練習であんなに強くなって、私、不安なんだ。

今まで3人の中で一番だったのは私だったのにって、、、

大介

オレの親は、技を隠し持つことや相手の意表を突くことで勝てって感じでな。

日々の練習で勝って安心しちゃいけない。


仁美

それじゃあ、隠し技だけ教えて!

大介

ああ、いいよ。

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