4.

文字数 661文字

 この頃、私は学級委員なんかやらされていたので、このような話し合いの時、毎回ではないが、議長役をしなければならなかった。

 多分、珍しいことではなかったのだと思う。昔の漫画か何かにも、そういうシーンがあったような気がする。

「AくんとBくんのケンカについて、皆さんの考えを言ってください」
「私はAくんが悪いと思います」
「僕はBくんのほうが悪いと思います」

 という、アレである。

 私がやったことがある議長とは、一番初めに発言している子の役だ。
 今こうして見ると、面白そうにも思えるが、当時は嫌でしかなかった。

 現在の学校でも、このようなことをやっているのだろうか。
 私はあまりにも子供の世界から離れてしまった。遠くのことは、分からないものだ。


 それから、話しはそれるが、当時の学校の先生というヤツもかなりいい加減だった。
 6年生の時の担任の男性教師は、授業中に突然、お前らは勉強する気があるのかと怒りだして、そのまま授業放棄したことがある。

 高校生になってから、さくらももこ氏の漫画に、同じことが書いてあったのを読んだ。そして、昔の教師のこのような振る舞いは、全国共通のものだったのかと、しみじみ考えたものだ。

 ただ、当時学級委員だった私は、さくらももこ氏が漫画で描いている学級委員とは違って、担任を迎えに行くようなことはしなかった。

 もともとが自分のことしか考えてないような性格だから、そんな気の利いたことは考え付くことすらしなかったのである。

 あの時、担任は私にそうして欲しかっただろうか。

 余談が過ぎた。話しを元に戻そう。
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