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文字数 1,643文字
犯人はヤス。
いつ頃から、世の小説はあとがきだらけ。
猫も杓子もあとがきを書きやがる……いやゴメンなさい。お書きになる。
これ、昨日今日始まった事じゃないですからね。
いつしか、世の中はあとがきなる蛇足を物語に容認するようになった。
容認どころか強要している感すらある。
いや、笑いごとじゃないですよ。
ホントに世の中そんな感じですもん。
私なんかも気になる本があったら速攻でネットのネタバレレビュー読みに行きますから。お金かかんないわ時間かかんないわで最高です。ひと夏で千冊読破超余裕←
恐いですね、業界真っ青なヨカーン。
業界だけじゃなくて作者にとっても最近の読者は恐い。
これマジで。実話です。
実体験に基づくノンフィクションだから間違いない。
本当にあったお話。
真実のトゥルー・ストーリー。感動の物語。涙出る。
冗談じゃない。どうしてこうなった。
「世も末だ」とか「最近の若い奴は」なんて、言われるうちはウゼーと思っていればいいんですけど、言う立場となるとコレがまた、ああこういう気持ちだったのかなんてことがわかってしみじみしたりしちゃいます。
なんかね、自分が世の中の移り変わりに取り残される気持ちになるんですよね。時代は変わっちゃったんだなあ……って。
でも、そんなことでフケ込んだりはしたくないもの。
というわけで迎合してみました^^
ネタバレもしてみた。
はっはっは! どーだ!
ざまあああああ!
あっ! ごめんなさい、言葉遣いが適切ではありませんでした。ツイッター炎上させたるとかそういうのはご勘弁ください。切に。
などと、とりとめのない話をいきなり読まされて、いや、すいませんね。ホントごめんなさい。まあでも、だからこそ、あとがきって奴は楽しいのかもしれませんね。
ではそろそろ本題。
「脱出ゲーム」というのがありまして。流行っていますからご存知の方も多いと思います。アプリやパソコンのゲーム以外にもアトラクション仕立ての「リアル脱出ゲーム」なんてものまである。
手がかりと閃きを頼りに閉鎖空間から脱出するゲーム。
良くできた物から多少強引なものまで、味は様々。
最近ではストーリー性のあるものなど、色々バリエーションがあります。
そこからヒントを得て生まれたのがこの「脱出小説」です。
思いついたネタをそのままエイヤと形にしてしまったので、練り込みに物足りなさを感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
ネットで類似のアイデアを探して参考にしようとも思ったのだけれど、どう探してよいものやらわからず、仕方ないから自力試行錯誤。(ご存知の方いらしたら教えてください!)
それは私の経験不足。すなわちこのタイプの作品に対する創作技法の未熟によるもので、しかし現時点で如何ともしがたい部分です。
てゆーか、脱出ゲームってそもそもそんなのが多いです。理不尽だったり、意味不明だったり、それでもみんな遊んでる。暇をつぶしてる。ハマるかどうかはあなた次第。
おおらかな気持ちでトライしてみて下さい。
……あなたはもう、脱出できましたか?