千年放浪記-月城編

作者 しらき

[ファンタジー]

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―不老不死者、白城千は厄災をもたらす存在である…
『千年放浪記』の過去編。主人公白城千が誕生するまでの出来事を書いた『月城のメモリー』と彼を巡って勃発した戦いを書いた『神妖大戦争-灰燼に帰するメビウス』の2本を収録。本編を読んでいなくても楽しめます。

登場人物

月城志都

若市に古くから住む創造神。人間が好きで彼らと関わり合いたいと思っているが、不器用なため上手くいかないことが多い。今回は音楽ホールと楽団を用意した。人間のために物を生み出しすぎて一部の自然や秩序を重んじる妖怪から目の敵にされている。

若槻淳一

若市で有名なバイオリニスト。演奏の腕は確かだがプライドが高く神経質なため楽団に馴染めず表舞台から去る。志都の最初の仲間で特別な存在。

白城千

千年放浪記シリーズの主人公。”永遠に傍にいてくれる人間”を求めた志都により作られた不老不死の人間。

菅平松

謎に包まれた上級妖怪。秩序を誰よりも重んじ、世界のことを”我が庭”と呼ぶ。志都のことを敵視している。

石野櫻

菅と共に行動する妖怪。自然を愛し人間のテクノロジーを嫌う。雅な雰囲気からは想像できない残虐な性格を持ち、人間を操る妖術を用いて邪魔者を排除する。正式名称は御影石桜花の怪。

新井和彦

半人半妖の男性。人間やテクノロジーが好きな変わり者。飄々としているが面倒見はよい兄貴分。各地を旅しており”伝説の剣豪”という異名も持つ。

野宮千晴

新井の親友。穏やかな性格で年齢性別不詳。身体が弱く書物から得た情報や新井の小話が世界の全て。妖怪というものに興味があるが目の前で話している友がまさにそれであることには気付いていない。

尾之郷右近

妖狐双子の兄。人間が好きで茶店や服屋で接客している様子が度々観察される。耳は隠さず妖怪であることを積極的にアピールしているが共存への道は遠い。”お姉ちゃん”と呼ばないと怒る。

尾之郷左近

妖狐双子の妹。妖怪の中では落ちこぼれで沈んでいたところ、新井が紹介した科学に出会いのめり込む。兄(姉)のことは好きだが過保護な点は窮屈であり、自立したいと思っている。

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小説情報

千年放浪記-月城編

しらき  hakujo1000

執筆状況
連載中
エピソード
11話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
他作品とのリンクあり, シリアス, 不老不死, 妖怪, 会話文多め, シリーズ, キャラ文芸, 過去編, 対立, 複雑な関係
総文字数
15,946文字
公開日
2022年04月18日 10:37
最終更新日
2022年04月19日 12:00
ファンレター数
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