走狗(いぬ)の名は

作者 筑前筑後

[歴史]

30

2,268

1件のファンレター

薬と酒と殺し。暗黒街を歩く男に生きる希望を与えたのは、たった一人の子供だった――

銭で人を殺す始末屋稼業を営む次郎八は、心に負った傷から目を逸らす為、阿芙蓉(アヘン)と酒に溺れる日々を送っていた。
そんなある日、次郎八は武士の一団に襲われる親子連れを助ける。父親は致命傷を負っていて、今わの際に「この子を守ってくれ」と才之助を託される。
才之助は上州粕川藩にまつわる陰謀の渦中にあり、次郎八は否応が無く巻き込まれていくが――。

江戸中期、田沼時代と呼ばれる安永年間を舞台に江戸の裏社会を描く、ハードボイルドサスペンスアクション。

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

走狗(いぬ)の生き方しかできないのか

三話まで読みました。 走狗として殺しをしてきた結果、今更それ以外の生き方を許すことができず酒と阿芙蓉に縋りつくしかない次郎八の生き方がとても痛ましいです。 第二話で見せた庭師としての陽気な顔も、殺しとしてしか生きられない事を知る読者からすると、その心に横たわる陰の濃さを想像してしましどこか見ていられませんでした。 結局藩から離れたと思ったら、次は嘉穂屋の阿芙蓉に緩いがしかし確実に繋がれている。 今の生き方も走狗なのではないのか、という自問もまさに読者である自分からすれば最もだ ... 続きを見る

小説情報

走狗(いぬ)の名は

筑前筑後  chikuzen_1982

執筆状況
完結
エピソード
14話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
歴史創作, 歴史小説, 時代小説, 江戸時代, ハードボイルド, 忍者, 時代劇, 【骨太小説】, ピカレスク
総文字数
61,960文字
公開日
2020年05月16日 22:20
最終更新日
2020年06月05日 23:21
ファンレター数
1