海と人魚と海賊の話

作者 真田一彦

[ファンタジー]

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海の底で平和に暮らしていた人魚のシュプリーは、元人間の婚約者との口喧嘩をきっかけに、悪い魔女に相談して海の上への冒険に旅立ちます。
人間に変身した彼女は口がきけないものの、入り江の町の領主様に救われて平穏な日々を過ごし始めますがそれも束の間、領主様を巻き込んだ巨大商社の陰謀に気が付きます。
恩人である領主様を救おうとする彼女の願いは、果たして叶うのでしょうか。

友人のキャラクターをお借りして手遊びに描いた西洋風ファンタジーです。
少しでもどなたかに楽しんでいただければ、幸いです。

※1話が長くて読みづらいかなと反省し、エピソード構成を編集いたしました(2019年9月16日)
※小説「海と宝島と海賊の話」に続きます

登場人物

シュプリー


入り江の海の底に住む人魚。

優しい心の持ち主だが、好奇心旺盛で頑固な性格でもある。

声を失う代わりに人間に変身し、陸の上に冒険に出る。

ヘイズリー公爵


入り江の町の領主様。

民を愛する穏やかな青年で、陸に上がってきたばかりのシュプリーを助ける。

巨大商社の搾取から領民を守ろうとし、暗殺されそうになる。

ヴァイオラ船長


海賊船エンパイア号の女船長。

自由と海を愛し、無暗な略奪や不要な殺生を避ける変わった海賊。

なりゆきからシュプリーとヘイズリー公爵を船に乗せることになる。

ゴルトリック卿


巨大商社南インド会社の支社長。

利益のためには手段を選ばず、協力を拒んだヘイズリー公爵に刺客を差し向ける。

一人娘にはかなり嫌われている。

ファンレター

楽しませていただきました。

人魚のお話を読ませて頂きありがとうございました。 日本アニメーション制作のアニメ作品の原作を読んでいるような気分になり、小学校低学年向けの作品にしたら面白いかもしれないと考えながら読んでいました。

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執筆お疲れ様でした。

苦手分野に挑戦するチャレンジ精神がいいですね。女性キャラがともてよくかけていたと思います。 素敵でした。

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ヴァイオラ船長

ヘイズリー公爵、ヴァイオラ船長はほんとに人間がよくできてるなぁ。 ゴルトリック氏の命を取らないで、仲間に加えるなんてすごい。 にしてもシュプリーちゃんはこりない! また丘に上がりたいなんてほんとに人間が好きなんだね。(*´▽`*) 楽しませていただきました。素敵なハッピーエンドでした。

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王様カントリオ

よかったぁ。シュプリーちゃん。ソロンとも誤解がとけたし。 王様にはズルい魔女も勝てないわ!あ、たつの落とし子あいつかぁ。 八方丸く収まって読後感がいいですね。(*´▽`*)

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そうか!

なるほど、よく考えたらヘイズリー公爵暗殺は重大な犯罪だわ!捕まって当然だよね。 マリーも無事に戻ってきたしアンネリーが仲間になるとは思わなかったけど、ハッピーな展開でよかった。 でも、シュプリーちゃんはどうなるんだろう……。続き気になります。(;´・ω・)

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ヴァイオラ船長

ゴルトリック卿はほんとに娘に甘いなぁ。 アンネリーとマリーはほんとはヴァージニアの別荘へいかないよね。たぶん、 ヴァイオラ船長はいったい何を計画したんだろう? 当日になってのお楽しみって一体なんだろう(;^ω^)どきどきします!

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シュプリーちゃん

人魚に戻れたのはいいけど、望みを果たすと死んじゃうんだよね。 どういう結末になるのか心配です!できればハッピーエンドがいいんだけど。 ヴァイオラ船長の頼み事って一体なんだろう?

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わあぉ

男の人って美女に弱いんですね~。(#^.^#) ルブもご多分にもれなかったか。

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美しいセイレーン

シュプリーちゃんの奥の手が凄すぎる! お妃さまの描写がすごく素敵ですね。絵にも書けない美しさなんだろうな。と色々想像しました。

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とんでもない契約だ。

シュプリーちゃん、拒否する暇もなく元の姿に戻ってしまった。 ダリーは酷い奴だな。

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小説情報

海と人魚と海賊の話

真田一彦  kaz_sanada

執筆状況
完結
エピソード
20話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
人魚, 海賊, 冒険, ファンタジー, アクション
総文字数
60,731文字
公開日
2019年09月02日 19:02
最終更新日
2019年11月27日 10:04
ファンレター数
31