家裁調査官が向き合う「心の闇」:書評 五十嵐律人『不可逆少年』

作者 mika

[創作論・評論]

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五十嵐律人『不可逆少年』(講談社、2021年)の書評です。極力ネタバレをせずに紹介しています。未読の方も安心してお読みください。
2021年3月31日発表の2000字書評コンテストで優秀作品に選んでいただけました。

目次

完結 全1話

2021年02月20日 22:18 更新

登場人物

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ファンレター

なるほど

mikaさん、こんにちは。 以前の作品ですが読ませていただきました。 やはり書評の考察には深みが必要で、その深みは文章に滲み出るのだなあ、と思いました。 失礼ながら、ファンレターとその返信まで読ませていただきましたが、その背景をも知ることができ、ますます感銘を受けました。 実際大学等で勉強しても深みが出ない人というのは、自分も含め大勢いるもので、 やはり講義も本もきっかけに過ぎず、自分で本気で考えることが必要なのだと再認識させていただきました。 有り難うございました。

返信(1)

優秀作品選出、おめでとうございます!

mikaさん、書評コンテスト優秀作品選出おめでとうございます!これを機にmikaさんのすばらしい書評がより多くの人に読まれますように(^-^)/

返信(1)

僅か2000字の大作!

見事な書評を読ませていただきました!ネタバレは一切なしで、対象の作品の本質――それは同時に非常に重要な社会問題でもある――を鋭く抉り出し、この作品をぜひとも読まなければという気分にさせられます。2000字の大作ですね!すごいです~^^

返信(1)

素晴らしい書評!

作品の良さが伝わってくる、素晴らしい書評を読ませて頂きました。 現実の話ですが、うちの息子も発達障害です。人の気持ちが分からない子にどう向き合ったらよいのか、私も現在進行形で悩んでいます(なので「ケーキを切れない~」の本も衝撃的でした)。最低限、環境を整えることで罪を犯すようなことはさせまいと思っているところですが、息子の本質はすでに罪を犯してしまった子たちと変わりません。 ですが、そんな現実があるからこそ、未来を信じられるような小説があって欲しいです。子供たちをとりまく環境がもっと良くなる ... 続きを見る

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小説情報

家裁調査官が向き合う「心の闇」:書評 五十嵐律人『不可逆少年』

mika  mikafone

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
創作論・評論
タグ
【不可逆書評】
総文字数
2,000文字
公開日
2021年02月18日 19:32
最終更新日
2021年02月20日 22:18
ファンレター数
4