Ai needs Yu(アイ・ニーズ・ユー)【改訂版】

作者 加藤猿実

[SF]

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12,467

14件のファンレター

2021年7月25日改訂。
SF+ミステリー+恋愛+家族のドラマに、音楽や映画の話題をちりばめて、今までのAIやアンドロイドの話とは少し違う世界を描いてみました。

2020年5月に公開し、9ヶ月で1万PVを超えましたが、しばらく非公開にしておりました。
この作品をベースに中編に膨らませた小説を某コンテストに応募したためです。しかし、晴れて(?)選外となったため、一年前に公開した夏の特別編を追加する形で再公開。☆は復活しましたが、PVは消えてしまったため、0PVからの再出発となりました。
併せて中編で新たに加えたエピソードを所々に加え、構成を見直しましたので、以前読んでくださった方もよろしければ改めて読んでみてください。
初めて読まれる方も是非。読むのが遅い方でも映画一本分くらいの時間で完読できますので、最後までお読みください。

なお、物語の中で登場する「ヒューマノドロイド(Human o'droid)」はこの小説のために作った造語ですが、「不気味の谷 (uncanny valley) 」はロボット工学者の森政弘先生(森谷正弘じゃありません)のちゃんとした理論です。

Photo by Dan Hodgkins on Unsplash

登場人物

Yu=杉本悠

東京工業大学の大学院博士課程でロボット工学を専攻する院生

趣味はギター。彼女いない歴一年のつもりだったが、もしかしたらずっといなかったのか?

Ai=森谷愛

英語と日本語を完璧にこなすバリンガル

九州大学共創学部2年に在学中で、父親はロボット工学の森谷幸弘、母親はイギリス人と言うが真相は?

森谷優

愛の兄で、悠と同い年という

AIを駆使し、高度な技術を持つミステリアスな存在


森谷幸弘

愛と悠の父親で、イギリス在住のロボット工学の権威

アンドロイドやヒューマノイドを超え、人と見分けがつかないヒューマノドロイドを開発していると言われる

坂井刑事

警視庁目黒警察署に勤務する刑事

城山刑事

警視庁目黒警察署の新人刑事

ファンレター

極上のSFと懐かしい名曲達

 読ませていただきました。趣向を凝らした様々なガジェットが文章に詰まっていて、とてもおしゃれな雰囲気を出していました。  展開が早くて、そして途中からもう何を信じて良いか解らないサスペンスになり、最後は甘くてちょっとホラー?なハッピーエンド???  とても面白かったです。  あ、活動報告にレスをいただきありがとうございます。1次まででしたが、もうそれで私は夢が叶った気がしていたので思い残すことはありません。  返信しようとしたら、返信できなくなっていて、失礼しました。

返信(1)

まきえ肴さま、却って気を遣わせてしまったようで

まきえさまに面白いと言っていただけてすごく嬉しいです。 ただ、私は少なくともこの作品に関しては、辛口の批評でも、面白くないと言われても少々のことでは凹みません。講談社の骨太担当の方と知人の2人はあまり評価してくれませんでしたが、すでに50人以上の方から「面白かった!」と言って頂けているので。 面白い面白くないと感じるのは、それぞれの感性だと思います。100人読んで100人みんなが面白いと思う作品があったら嘘っぽい。(笑) あの『鬼滅の刃』でさえ面白くないと言う人はいますし、「大正時代に刀刺 ... 続きを見る

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まきえ肴さま、読んで頂きありがとうございます

まきえさまには面白くなかったかもしれませんが、出し惜しみしたわけではなく、コロナもSFも世を欺く借りの姿(笑)で、中身はちょっとミステリー仕立てのボーイミーツガールのラブストーリーなんです。 今のコロナ渦のこの世界が当たり前になるかも? って警鐘の意味もありましたが、コロナはあくまでも背景で、5年後にはコロナも当たり前の風景になっている……とそんな感じです。 こんなアンドロイドが今世紀中に出来るわけないと実際にロボット工学に携わっている人から突っ込まれたこともありますし、コロナの描き方が中途 ... 続きを見る

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小泊さま、一気に読んでくださりありがとうございます!

おかげさまで、一気にランキング10位まで来ています。(笑) 最後まで読んでくださっただけでなく、ものすごくお褒め頂いて、なんだか勿体ない気さえしています。 小泊さんの優しく柔らかい物語と違って、ハラハラドキドキが連続する設定なので、お疲れになったのではないでしょうか? もう再読してくださったかもしれませんが、何度も読んでいただくと、いろいろとアラやボロが見えてしまうかもしれません。もし何か見つけてくださったら遠慮無しにドシドシ書いていただけると嬉しいです。 この作品はコロナ渦のGW中に一 ... 続きを見る

返信(0)

面白かったです!

二転三転する物語に夢中になり、後半一気に読んでしまいました!加藤さんは、すごいストーリーテラーですね!私はこういう畳みかけるようなストーリーが創れないので、素直に「すごい!」と思いました。ハッピーエンドのところもよかったです^^

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三奈乃さま、ありがとうございます!

>「面白かったです!」三奈乃さん ありがとうございます! 三奈乃さんのような実力者に褒めていただくと、木に登ってしまいそうです。 あ、猿は最初から木の上にいるんだった! それじゃ落ちないように気をつけないと。(笑) 探したけれど見当たらなくなってしまった(消去された?)活動報告のやりとりに、すでに何冊か出版されていらっしゃると書かれていたような? プロの方とお見受けしましたが、どちらかというと理系が得意で文系が苦手だった私は、三奈乃さんのように文学の香り高い小説を書ける人に憧れます。もしよ ... 続きを見る

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甘抹らあ様、ありがとうございます。

ファンレターに気づくのが遅くてすみません。 いつも上位で作品を見かけていた作家さんからのファンレターは嬉しいです。 チャットで出てくる映画のタイトルとか映画監督や、ビートルズのアルバムや曲名とかエリック・クラプトンとか、「若者向きでない」という批判を受けたこともあるので、現役大学生の方に気に入っていただけて嬉しいです。 ファンレターを励みに、老いに負けずにより広い年代層の方に読んでいただけるよう頑張ります。(笑)

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水瀬そらまめ様、ありがとうございます!

読んでくださったんですね! ファンレターに気づくのが遅くてすみません。 目黒にMac……意外な共通点。って、実は目黒は友達が沢山住んでましたが、私は三田は三田でも目黒区の三田ではなく港区の三田でした。 今は多摩の住人ですが。 愛ちゃんのことは、なるほど……です。僕(悠)の目から見た一人称だから、愛の描写が少なくなってしいました。 もし、長編化する機会があったら、三人称にしていろいろ書いてみても良いかもしれませんね。 前向きなコメントと応援メッセージ、ありがとうございます。

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長編じゃなかったんですね♪

文字数が多そうだなと思っていたので勘違いしました。一時間くらいで読み終えました。 全体的にリズムがあって引っかかることのないスムーズな会話が良かったと思います。 あとちょうど目黒には住んでいた頃があったのでイメージしやすかったです。 わたしもマック派で今もマックで執筆しています。 キーボードが少し使い慣れないけれど買った時はまるで一流のアーティストの気分になったのを覚えています。 話がそれました。すみません。 最初、題名の意味がわからなかったので、どんな話か想像ができなくて不 ... 続きを見る

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初瀬 海さん、ありがとうございます。

ずっと500位以下に沈んでいた作品に光を当てて頂きありがとうございます。 自分でも結構気に入ってる物語なので、ファンレター頂けてとても嬉しいです。 ロボットとかアンドロイドとかAIの映画や小説にはハッピーエンドのものが少ないでしょう? そういう流れに一石投じたかった……なんて言うと大袈裟ですが、映画に出来たらと思いながら書きました。 映画化するにしても予算はかからないと思います。(笑) でもタイトルとか、チャット画面とか、小道具とか、デザインには拘りたいですね。 追伸:『he ... 続きを見る

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小説情報

Ai needs Yu(アイ・ニーズ・ユー)【改訂版】

加藤猿実  Sarumi

執筆状況
完結
エピソード
13話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
ボーイミーツガール, ロボット工学, AI, アンドロイド, 不気味の谷, チャット, ビートルズ, ギター, エリック・クラプトン, 非常事態宣言下
総文字数
33,063文字
公開日
2021年07月25日
最終更新日
2023年11月16日
ファンレター数
14