機械仕掛けのイマゴ・デイ

[ファンタジー]

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神は御自分にかたどって人を創造された。では、人が自身をかたどって作ったモノたちもまた神の姿をしているのだろうか?



少女を模して造られた自律思考型自動人形JnC-sPEV1はある日、自身が動いていた機械の塔を出て人と関わる事を命じられる。外見だけでなく内面もまた人を模倣出来るようになれというのだ。放浪の果てに廃村の教会へ迷い込んだ彼女(作中ではそう呼ぶ)は聖書に記されたある一節を見つける。『あなたはいかなる像も造ってはならない』と。衝撃を受けていた彼女はそこで廃教会に隠れ暮らしていた白い少女エリスとその父親、異端者バーソロミューと出会う。聖書に否定された者たちは互いに友となり親しくなっていくが、彼らの家は「神の義」を叫ぶ人々によって灰にされてしまい・・・・・・・?


聖書ラノベ新人賞投稿作。一章終わり。

追記(2018/11/14): 新人賞には外れ、その後放置している間に新人賞第二回がはじまっておりました。が、それには出すことなく第二章を続けます。毎週水曜日更新予定。やれるところまで進めてみます。どうぞお付き合いください。

登場人物

自律思考型自動人形JnC-sPEV1


人の似姿。短い黒髪に青い目をした凛々しい少女……を模して造られた人形。

設計思想が「とにかく人間に近づく」であるため身体能力も少女程度。

思考プロセスは極めて人間に近く、疑似的なものとはいえ感情すら有している。

エリス


廃教会に住まう、白い髪に赤い目をした少女。

外の世界を全くといっていいほど知らない。それ故に無邪気で天真爛漫。

バーソロミュー


エリスの父親。二人で廃教会に暮らしている。本人曰く「異端者」。

医術の心得があり、それで生計を立てている(と娘には説明している)。

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画像の出展について

作品詳細欄に書く事でもないのでこちらで書きますと、画像はpixabayで見つけたCC0のものを使っています。帰属表示は必要ないんですが、みんな是非もっと大きいサイズで見てくれ。ついでに、みんなこの人の画像を見てくれ。スゴいぞ。(なんで私は自分の小説のレビュー欄でpixabayの宣伝をしているんだ?) https://pixabay.com/ja/%E8%82%96%E5%83%8F%E7%94%BB-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%8 ... 続きを見る

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小説情報

機械仕掛けのイマゴ・デイ

きどもと ひゆま  Referlus

執筆状況
連載中
エピソード
19話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
人形, 教会, 人造少女, キリスト教, 錬金術
総文字数
70,080文字
公開日
2017年09月01日 20:50
最終更新日
2019年10月10日 15:08
ファンレター数
1