泡夢の記

[歴史]

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50件のファンレター

お殿様と家臣がケンカしちゃったら?

そりゃもう、大変ですよ。国が滅びるような大問題。幕府にも内緒にしなくちゃ!
だけど今の徳島県では、本当にそういうことがあったのです。正義感の強過ぎるこのお殿様、果たして皆さまに共感してもらえるでしょうか?
主人公は、名前の残っていない側室の女性に。知られざる郷土史の一つです!

(主要参考文献)
笠谷和比古『主君「押込」の構造 近世大名と家臣団』講談社学術文庫
石躍胤央ほか『徳島県の歴史』山川出版社
徳島県史編さん委員会『徳島県史 第一巻』徳島県
同         『徳島県史 資料集』
三宅正浩「藩政改革の政治構造」『史林』史学研究会 2007

※書影は、Canvaで作成させて頂きました(作者の写真ではありません)。

目次

完結 全85話

2022年01月28日 15:29 更新

  1. 一 鹿狩

  2. 第1話 孤独な藩主2021年07月24日
  3. 第2話 五社宮騒動2021年07月24日
  4. 第3話 謎の女2021年07月24日
  5. 第4話 潤んだ瞳2021年07月24日
  6. 第5話 仕置家老の館2021年07月24日
  7. 第6話 殺せ2022年01月08日
  8. 第7話 陰謀2022年01月08日
  9. 第8話 恐ろしいおばさん2022年01月08日
  10. 第9話 昔の恋人2022年01月08日
  11. 二 お堀の内側へ

  12. 第10話 不気味な集団2022年01月08日
  13. 第11話 魔の首すじ2022年01月07日
  14. 第12話 甘い夢2022年01月07日
  15. 第13話 江戸から来た男2022年01月07日
  16. 第14話 あきらめるものか2022年01月07日
  17. 第15話 陥落2022年01月07日
  18. 第16話 織部であろう2022年01月07日
  19. 三 行動開始

  20. 第17話 裏切り者2022年01月07日
  21. 第18話 そなたも読め2022年01月07日
  22. 第19話 叩き割ってやりたい2022年01月08日
  23. 第20話 江戸のお姫様2022年01月08日
  24. 第21話 義憤2022年01月08日
  25. 第22話 ぞめき踊り2022年01月08日
  26. 第23話 脱走2022年01月08日
  27. 第24話 一瞬の夏2022年01月08日
  28. 四 織部

  29. 第25話 役席役高の制2022年01月16日
  30. 第26話 ふざけた手紙2022年01月16日
  31. 第27話 権謀術数2022年01月16日
  32. 第28話 元彼が警固役2022年01月16日
  33. 第29話 誓いの言葉2022年01月16日
  34. 第30話 友達だろ?2022年01月17日
  35. 五 御前評定

  36. 第31話 宣戦布告2022年01月17日
  37. 第32話 反論2022年01月17日
  38. 第33話 よくも言ってくれたな2022年01月17日
  39. 第34話 ぶっつぶしてしまえ2022年01月17日
  40. 第35話 そう来ると思ったぜ2022年01月17日
  41. 第36話 きわどい和合2022年01月17日
  42. 第37話 織部の負け2022年01月17日
  43. 六 お留守の間に

  44. 第38話 鞠を投げ合うように2022年01月18日
  45. 第39話 理想の妊娠2022年01月18日
  46. 第40話 信賞必罰2022年01月18日
  47. 第41話 頭のおかしい女2022年01月18日
  48. 第42話 新たな病2022年01月22日
  49. 第43話 国元からの報告2022年01月22日
  50. 第44話 お友達がいない2022年01月22日
  51. 第45話 七ケ年倹約令2022年01月22日
  52. 七 粛清のはじまり

  53. 第46話 観菊の会2022年01月22日
  54. 第47話 つぶしたい危険2022年01月22日
  55. 第48話 呪詛2022年01月24日
  56. 第49話 江戸の蒔絵師2022年01月24日
  57. 第50話 切腹、そして御家断絶2022年01月24日
  58. 八 次なる戦い

  59. 第51話 変わり果てた藩主2022年01月24日
  60. 第52話 稲田に賭ける2022年01月24日
  61. 第53話 由良の湊2022年01月24日
  62. 第54話 半病人2022年01月24日
  63. 第55話 千松丸2022年01月24日
  64. 第56話 平島公方の問題2022年01月25日
  65. 第57話 匂い立つ何か2022年01月25日
  66. 第58話 焦り2022年01月25日
  67. 第59話 突如の旅立ち2022年01月25日
  68. 九 クーデター

  69. 第60話 旅籠にて2022年01月25日
  70. 第61話 お殺しあそばせ2022年01月25日
  71. 第62話 正月の政変2022年01月26日
  72. 第63話 藻風呂2022年01月26日
  73. 第64話 娘狩り2022年01月26日
  74. 第65話 夜の散策2022年01月27日
  75. 第66話 生まれる2022年01月27日
  76. 第67話 悲しい勝利2022年01月27日
  77. 十 大谷御殿

  78. 第68話 稲田の言い分2022年01月27日
  79. 第69話 よそ者の正体2022年01月27日
  80. 第70話 二度目はなりませぬぞ2022年01月27日
  81. 第71話 内々のお達し2022年01月28日
  82. 第72話 月並拝賀2022年01月28日
  83. 第73話 老中とバトル2022年01月28日
  84. 第74話 井伊の殿様とバトル2022年01月28日
  85. 第75話 どいつもこいつも2022年01月28日
  86. 十一 暴れ川

  87. 第76話 ひび割れた大地2021年07月18日
  88. 第77話 押込め?2021年07月20日
  89. 第78話 天変地異2021年07月23日
  90. 第79話 稲田と対決2021年07月23日
  91. 第80話 お殿様の正体2021年07月25日
  92. 第81話 きらきら御殿2021年07月25日
  93. 第82話 お裁き2021年07月27日
  94. 第83話 夢の終焉2021年07月28日
  95. 第84話 小名木川のほとりにて2021年07月31日
  96. 第85話 あとがき(と創作日記)2022年01月14日

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

いろいろ面白いことがありました。有り難うございました!

あおぞらつばめさん、こんばんは。 とうとう最終話に到達してしまいました。本作も実に興味深く最後まで読めました。 そもそも徳島藩に注目したことがなかったのですが、若い頃の秀吉の伝記に必ず出てくるあの蜂須賀小六の家なのですよね。 実はそこからして、この作品に興味を持ちました。 表紙絵が艶っぽかったので、ちょっと敬遠気味だったのですが、それをあっという間に凌ぎました。 支店長が押し込められることはさすがにないでしょうが、ボロボロにされて追い出される可能性は十分にあり、 やはり僕には ... 続きを見る

返信(1)

七 粛清のはじまり

あおぞらつばめさん、こんばんは。 七まで拝読しました。 殿様、お楽のどちらもですが、公と私との間で揺れる感情が分かりやすくて入り込めました。 お土産に関心がないのに、そういう振りを、というのは、しょっちゅうされているのような気がして悲しくなりました(笑)。 ここで藩主側に動いていく様相ですが、お楽にとってはマイナスな話が始まりそうなところで次章へ。 読ませますね。これを書いていますが、もう数話読んでしまいそうです。 引き続き、よろしくお願いいたします。

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五 御前評定

あおぞらつばめさん、こんばんは。 五まで拝読しました。 地方支店に支店長として栄転したはずが、誰も味方になってくれない。 ハニートラップで「敵」から送られた美人秘書が唯一の、しかし強力な相棒に。 そういう物語に読めてしまい、泣きそうです。 本部の部長として戻るためには、荒波を立てずに数年大人しく過ごすか、 あるいは徹底的に改革してトップにアピールするか。 すみません。涙が……。 有り難うございました。

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一 鹿狩

あおぞらつばめさん、こんにちは。 新年にこの長編を新しく読ませていただきます。 さすが、ファンレターもたくさん書かれていますが、先入観なしでいきたいなあ。と今は思っています。 話は序盤で、これからどうなる? という期待感を高める二者構成。 藩主の言う、「劇的な顔立ち」に読者は期待しますね。 そして5からの視点変更。やはり男性読者としては、ここからがドキドキです。 外国ものの時以上に、これを調べるのが相当な労力であったことを感じます。 しかも国内はマニアも多そうだから、よ ... 続きを見る

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読了

最終話で、お楽に全く触れないところがすごいと思いました。もしお楽と出会わなければ、意外に「物分かりのいい殿」、もしかしたら「名君」とさえ呼ばれてすんなり一生を終えたかもしれない(この小説のおかげで、「名君」の定義がちょっと変わりました。家来にとって都合のいい殿が、意外に歴史の中で「名君」扱いされた可能性もあるわけですよね)。良きにつけ悪しきにつけ、それだけの影響を殿に与えた人物なのに、最終話における殿の心の中で、お楽との思い出は「泡夢」と化してしまっているのでしょうか。でも、そういう突き放したラ ... 続きを見る

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84,85話を読みました。ロスになりそう。

 まさに大河ドラマ! 堪能しました。今は熱いうねりの後の、静かな読後感に浸っています。  最初はピカレスクロマンかと思うほど、お楽さんの背後での操り方が巧妙でしたが、読み進めていくうちに本当に一途に愛する人のため突き進む女性の姿が見えてきて、お楽さんに対する思い入れが強くなりました。江戸時代のヒエラルヒーの下層にいるという設定が、彼女の泥臭さ、ハングリー精神、負けん気につながってきて、人物像を立体化していると感じています。困難に立ち向かう力強い精神を持つ彼女にハラハラさせられながらも、惹かれて ... 続きを見る

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84話、85話 

堂々の完結ですね!お疲れさまでした、そしてとても楽しませていただきました。 84話のお殿様(元、お殿様ですが)、すっかりアクが抜け客観的になって自嘲するところ、最後にきて親近感を覚えました。 確かに藩を良くしようとする気持ちはあったんですよね、ただ立ち回り方が青臭かったのでしょうか。 こんな偉い人実名での赤裸々なゴシップというかスキャンダル本って、実際にあったのですか? 元お殿様が、ゴシップ本を否定も肯定もしない、その諦念に深い余韻を感じました。 史実に基づく緻密な構成で、それぞれに ... 続きを見る

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83話まで

81話『きらきら御殿』お殿様とお楽が窮地を脱して、この世の春を味わう回。職人集団に褒美の銀を撒くシーン、煌びやかな光が集まるほど、足元に影ができる。倹約令を出しても、自分たちはこんなに贅沢をしていたら民の不満は溜まりますよね。華やかなのにどことなく不穏さが漂い、この栄華がかりそめのものであることを予感させられました。 82話『お裁き』お殿様なのに、簡単に命を狙われてしまうということが驚きでした。敗北はこんな風に粛々と訪れるのですね。お殿様の最後の台詞が重く感じました。 83話『夢の終焉』お楽 ... 続きを見る

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83話

衝撃の内容でした。もちろん、悲劇的な結末は最初からわかっていたことだし、81話の幸福感が、迫りくる暗い悲劇と背中合わせだということはわかっていたのですが、この83話、つばめさんの非情な、突き放した描き方がすごいと思いました! お楽を突き放して描くことによって、政治の論理というものが、結局、「男の論理」であったことを浮き彫りにしたような気がするのです。こうやって「殿を誑かした悪女のせい」にしてしまう解決法は、日本の歴史で延々と繰り返されてきた(「この姦婦が!」とか言って…^^;)だけでなく、世界 ... 続きを見る

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暴れ川 83話まで読みました。

 83話まで読んで、絶句。声が出ません。  豪雨の中、我が身を省みずに殿を助けに行くお楽さんの勇気。豪雨の中、娘達が逃げる前に自前の蓑を付けるのを手伝ってやって……気が強くて強引で、でも心根の温かいお楽さんらしい一節でした。ここはアクションも格好いいし、彼女が進んでいく御殿の描写が精緻で目に浮かぶようでした。お殿様に仇なす敵をやっつけ、そして逆転され、そしてまた……。権力闘争がどう転ぶか解らず一気に読みました。  キラキラ御殿、の幸せそうな二人が目に浮かびます。茶室の窓を大きく、そこでお楽さ ... 続きを見る

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小説情報

執筆状況
完結
エピソード
85話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
お殿様, 一人称, 家臣とケンカ, 江戸時代, スキャンダル, 悪女, 切ない, 恋愛, R15, 破滅
総文字数
184,206文字
公開日
2020年09月15日 14:55
最終更新日
2022年01月28日 15:29
ファンレター数
50