嘘ばかりついてた

[健康・医療]

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本当は悲しかったのに何でもないって嘘ついて、お母さんを安心させたかった。全くの健康体って嘘ついて、アルバイトを始めた。早紀の人生、嘘ばかりだったかもしれないけど、それはやさしい嘘。
つきたくてついたんじゃないもの。つかなければいけない理由があったんだもの。
誰かを悲しませないための嘘は、だから許してあげてほしい。明日にでも、天国への階段を上る
早紀のために・・・。

目次

完結 全1話

2019年03月23日 11:27 更新

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ファンレター

悲しすぎる

早紀は「美しい人生」だったのか?先生に最後に手紙を書きたくなったは、「自分の人生を生きろ」という先生の言葉が人生の最後になって、響いたからなのか? なぜ?がたくさん残る手紙でした。筆者の意図とは違うかもしれませんが、治験の過酷さをこれで初めて知りました。「社会の役に立つ」という大義名分と経済的行き詰まりによって、身寄りのない方々中心に、きっとたくさんの命が奪われているのでしょう。思い詰めた早紀は、警戒心もなくなのか、それとも絶望してなのか、甘い言葉に騙された犠牲者。嘘つきは、早紀なのか、社会なの ... 続きを見る

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小説情報

嘘ばかりついてた

多利田 くみ Kumi Tarita  trdpy132

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
健康・医療
タグ
【ラストレター】, 危険なアルバイト, 医学部に入りたい!, 二浪, 代筆, 口述筆記
総文字数
4,995文字
公開日
2019年03月23日 11:18
最終更新日
2019年03月23日 11:27
ファンレター数
1