主人公：トーマ

この秋、大学１年生になる。
花屋のひとり息子で、幼い頃、病弱だったアリスの為に毎日、花を１輪持ってお見舞いに通っていた。
とても喜んでくれたことから、人を笑顔にするために花屋を継ぐことを決めている。
アリスがくちなしとバラが好きなことから、大学ではバラの研究をする予定。

目下、アリスに片思い中で、アリスの名前を付けたアリス好みの新種のバラを作って告白をしようと考えている。

人と上手く付き合えない場面がありつつも、幼い頃に学べなかった「対人スキル」を学ぶべく諦めずに人と接して成長しようとするアリスを応援している。

ヒロイン：アリス

トーマの隣人、同じくこの秋、大学１年生になる。
専攻は音楽でピアノ(トーマはアリスは歌も素晴らしいと常に絶賛している)。
幼い頃、病弱だった為、すっかり元気に育った今も、両親は過保護でどこに行くにも「トーマと一緒なら」と条件をつけてくる。トーマと過ごす時間は楽しく決して嫌ではないが、進学を期に、もう少し自由にしてくれたらと思っている。

対人スキルがあまりなく、若干、思考が幼い面がある。

トラブルを起こしては沸点の低さをトーマに指摘され、よく事態の後始末の世話になっている。