ルー・ガルー〈ジェヴォーダンの獣異聞〉

作者 寝る犬

[歴史]

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――歴史には記されないジェヴォーダンの獣


18世紀のフランスで実際に起きた、巨大な獣による連続殺人事件。
「ジェヴォーダンの獣」の真実とは。

登場人物

アンヌ・シャルトル

 フランス、ジェヴォーダン地方の小さな村に住む10歳の少女。

 母親譲りの輝くように美しい銀髪と、父親の血が色濃く残る力強い眼をしている。

 父親はインドでの戦争以降、家に寄り付かなくなり、街でゴロツキのような生活をしているが、小さな頃から聞かされた父の武勇伝を信じ、今でも父を慕っている。

ファンレター

悪夢は終わったのか?

タイムリーに「ジェヴォーダンの獣」を題材に使った作品に触れたばかりだったので、この作品が目に留まったのを何かの因果のようにも感じます。 伝説にも矛盾なく、設定にも無理はなく、納得のいく1つの作品として綺麗に仕上がっていると思いました。実際にジャン・シャストルの自作自演説もあるようですが、この作品のとおりとすると自作自演したのは「娘」という結果になるので(意図したかどうかはともあれ)、身内のいわば不始末を、ただ身内でケリをつけただけの話なのに英雄扱いされてしまうことに、ある種の皮肉のようなものさ ... 続きを見る

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小説情報

ルー・ガルー〈ジェヴォーダンの獣異聞〉

寝る犬  neru_inu

執筆状況
完結
エピソード
13話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
伝奇, ファンタジー, 少女, ワーウルフ, 狼, ジェヴォーダンの獣, ヒストリカル, フランス
総文字数
22,603文字
公開日
2017年11月08日 20:15
最終更新日
2017年11月09日 17:57
ファンレター数
1