量子的な彼女

[恋愛・ラブコメ]

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彼女のスカートの中はきっと、ダークマターで満たされている

僕の彼女は、量子的だ。
量子的と言っても量子のような振舞いを見せるという訳ではなくて、彼女は粒子でありまた波でもあるという意味ではないし、ましてや彼女の存在位置は確率でしか表すことができないという意味でもない。
いや、気まぐれな彼女の性格を考えればそういった解釈もあながち間違いではないのだけれど、単に理系女子をこじらせた彼女が、何かにつけ量子論にこじ付けた話題を振ってくる……そういった意味で量子的なのだ。

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

こういうの好きです。

ファンレターを失礼いたします。 年末年始にこちらを拝読し、非常に楽しませていただきました。 繰り返しで笑いを誘いだし、違いを作って楽しませる。 そしてラストで大きく展開。 しかも難しそうなネタをさらりと書いてのけ、ちょっとお色気も入れて。 お陰様で、愉快なお休みになりました。 有り難うございました。

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小説情報

執筆状況
完結
エピソード
4話
種類
一般小説
ジャンル
恋愛・ラブコメ
タグ
恋愛, パンツ, シュレーディンガーの, 物理学, 量子論, SF, 掌編, 短編
総文字数
9,719文字
公開日
2022年01月02日 21:49
最終更新日
2022年01月02日 21:51
ファンレター数
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