子買双紙

作者 黒実操

[ミステリー]

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「キヨちゃん、お前を迎えに来たわ」
貧しい山村の少女キヨは、ある朝突然、母親から引き離された。

おそろしく背の高い如月と名乗る女が、キヨを山奥の洋館へと連れて行く。
そこには都路という紳士が病弱な一人娘の華子と、二人きりで暮らしていた。
キヨは、寂しい華子の話し相手として選ばれたのだという。

そんなキヨのことを意味ありげに見つめる者がいる。
青毛の馬にまたがった、皮肉そうな顔つきをした黒衣の青年だった。


※『 嘘つき曲馬団』を先に読んでいただいていると、ちょっとオマケ的な面白さがあるかもしれません。

登場人物

キヨ

山村に生まれ育った少女。

母ひとり子ひとりの暮らしだったが、ある朝突然、それは終わりを告げることになる。

華子

都路のひとり娘。

生まれつき病弱で学校に通うことが出来ないが、寂しい境遇に負けることのない芯の強い少女。

如月

おそろしく背の高い、身なりの派手な女。

一見にこやかで上品だが、どこか蓮っ葉な雰囲気が拭えない。

都路

華子の父。

華子を溺愛している。娘の病気を治すためなら、なんでもする。

黒衣の青年

一風変わった風貌の、皮肉めいた顔つきの青年。

青毛の姿のいい馬と行動をともにしている。

赤ら顔の男。

よく日に焼けた、赤ら顔の気のいいおじさん。警察のそこそこ偉い人。

キヨと華子を保護する。黒衣の青年とは因縁のある仲のようだ。

おかみさん。

赤ら顔のおじさんの、奥さん。子供がいないことを、ずっと寂しく思っていた。

キヨと華子が家に家にいることを、心底嬉しく思っている。


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小説情報

子買双紙

黒実操  kuromimigen

執筆状況
連載中
エピソード
14話
種類
チャットノベル
ジャンル
ミステリー
タグ
レトロ, 戦前, 昭和初期, 活劇, ジュブナイル, 少女, サスペンス
総文字数
30,901文字
公開日
2018年08月17日 23:26
最終更新日
2018年09月02日 10:17
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