詐欺る

作者 Jackshin5410

[ミステリー]

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「詐欺る」シリーズの始まりの小説。
お好み焼き屋のマスターが一人の青年(吾郎)の客と知り合いになったことから事件は始まる。
その男が「今夜ここに戻ってこなかったら…」と言ってロッカーの鍵を渡した。
閉店になっても姿を現さない吾郎。
仕方なく駅のロッカーに行き鍵を開ける。
そこには驚愕な事実が記されてあり、しかも自分はもう消されているかもしれないとも書いてあった。
中年の詐欺師と高校三年の美女とのコミカルな恋愛を描きながら、詐欺師が掴んだものとは…?
人生そのものを詐欺る男、その男に詐欺られた美女の運命は?