妖狐連環譚

作者 井上滋瑛

[歴史]

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 後漢末期、世情、人心は乱れ、妖魔や妖怪の類を招いていた。
 司徒に就く王允は後世の悪評を恐れ、朝廷を牛耳る董卓を除こうと計っていた。
 妓女で愛妾でもある貂蝉を使って徐栄の籠絡を図り、反董卓連合軍の後押しをするなど暗躍する。
 一方で当の貂蝉は旧知の妖魔に、王允から寵愛受けながらも感じる空しさや生きる事の悲哀を吐露する。
 そんな折にかつて生き別れていた、元恋人の呂布と再会する。

登場人物

呂布 奉先

董卓の養子で、当代一と謳われる武将。

その武勇は人並外れ、夜叉とも呼ばれる。

辺境の地で育った為か、儒の教えに囚われない考えを持つ。

貂蝉

王允に仕える、舞踊に秀でた絶世の美女。

自身の想いは他所に、王允や徐栄の野望、欲望に翻弄される。

王允 子師

董卓の暴政を憂う司徒。

後世における自身の名声を気にかけ、

董卓を亡きものにするために貂蝉や呂布、徐栄を利用しようとする。

徐栄

董卓に仕え、孫堅や曹操を破った猛将。

貂蝉に一目惚れし、王允に縁談を願う。

貂蝉を望むあまり、いつしか王允に籠絡される。

董卓 仲穎

漢王朝を牛耳る魔王。

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小説情報

妖狐連環譚

井上滋瑛  the-a_inoue

執筆状況
完結
エピソード
27話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
三国志, 伝奇, 妖狐, 呂布, 貂蝉, 【骨太小説】, 歴史ファンタジー
総文字数
80,669文字
公開日
2020年04月18日 19:11
最終更新日
2023年01月29日 14:46
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