優良消費者の孤独

[経済・金融]

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 祖父と同居する中年ニート、茶谷は生活保護と祖父の年金を自由に使い働きもせず「消費者団」という集まりを作って気ままに生活していた。ところが祖父の死によりその生活が崩れていく。生産過剰な世界で消費することが重要だと言い訳しながら世間から外れていく茶谷や消費者団のメンバーたち。ついには茶谷の生活は破綻し、深夜の高速バスで都市へ向かう。2012年に書きました。ベーシックインカムの事も書いてます。当時はありえないと思っていましたが、ありえそうです。読んでいただけたらと思います。全5話

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ファンレター

黒い鳥

横田スピール夫さん、こんにちは。 「優良消費者の孤独」を拝読しました。 なるほど、現代日本(先進国)の経済社会の状態をきっちり捉えられた内容だと思いました。 金貸し(最近は「投資家」)が儲かるというのは、 リーマンショックのウオール街であれ、日本のバブル崩壊時であれ、 そういうやり方するなら、そりゃそちらは助かりますよねえ、という結果からも分かりますね。 休憩から第2部への流れがやや入り込みにくい気がしましたが、 読み応えある内容だったのでいつの間にか読み入っていました。 ... 続きを見る

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小説情報

優良消費者の孤独

横田スピール夫  speelo

執筆状況
完結
エピソード
6話
種類
一般小説
ジャンル
経済・金融
タグ
生活保護, ニート, 消費者団, 夜行バス, 年金不正受給, 改造ガン, ベーシックインカム, 恐慌, ひきこもり, 25条
総文字数
78,118文字
公開日
2020年07月26日 20:39
最終更新日
2021年08月10日 19:24
ファンレター数
1