鬼神の爪痕

作者 丸本暖

[歴史]

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戦国期の出羽地方には、群雄割拠の勢力争いを勝ち残った3つの豪族があった。商人あがりの沖阿見氏、源氏の流れを汲む名門可児氏、そして兵卒精強で賢君を擁する串良氏。ところが、ある事件をきっかけに串良勢が沖阿見討伐の兵を挙げ、出羽は再び戦乱の世に。沖阿見7代目当主になったばかりの晴直は臆病この上なかったが、果たして御家を守ることができるのか。彼の憧れる本物の「武士」になることはできるのか。

目次

完結 全40話

2020年04月08日 21:00 更新

登場人物

沖阿見晴直(おきあみ・はるなお)

出羽南西部の豪族、沖阿見家7代目当主。御家存続の危機が迫る中、兄晴秀より家督を継ぐ。父に似た豪傑面の大男だが、才知に乏しく臆病。偉大な武将として名を残すことを切望している。

串良剛盛(くしら・たけもり)

出羽北部の大豪族である串良家の当主。頭脳明晰で当代随一の傑物と言われる。有能な配下と黒騎馬隊に代表される近代的な大兵団を率い、沖阿見領への侵攻を始める。

倉毛監物(くらげ・けんもつ)

串良家の家老のひとり。左頬に大きな傷跡を持つ片眼の将。当主剛盛に軍略の才を買われ、次第に頭角を表すようになる。元沖阿見の家臣。

浜地山太夫(はまち・さんだゆう)

可児家の家臣。戦場の取材・記録を行う「筆目付」の家柄で、若輩ながらその役務を見事にこなし将来を嘱望される。色白で冷静沈着、家中でのさらなる出世を目論む。

鎌須十八右衛門(かます・じゅうはちえもん)

可児家の家臣。「筆目付」の家柄で、浜地山太夫のライバル。立身出世のためならどんな手段も厭わない。父の二十五右衛門は筆目付の最高職「お側役」を務める。

沖阿見一言斎(おきあみ・いちげんさい)

沖阿見家5代目当主。本名は晴時。晴直と晴秀の父。型破りな智略で部類の強さを誇り「鬼神」と恐れられる。豪族・沖阿見家の礎を築き、諸国と和平を結ぶが志半ばで病没する。

沖阿見茂晴(おきあみ・しげはる)

行商から身を起こし、さまざまな謀略の末に一国一城の主人となった沖阿見家の始祖。「刀槍より磨くは知謀、城塞より固むるは結束」という家訓を定める。

沖阿見晴秀(おきあみ・はるひで)

沖阿見家6代目当主で晴直の実兄。能力極めて低い上に専横的な政を行い、愚にもつかぬ政策を連発。家督を継ぎわずか数年で御家を窮地に追いやった沖阿見家勃興以来の大暗君。

可児義邦(かに・よしくに)

出羽南東部の山岳地帯を治める豪族、可児家の当主。源氏の流れを汲む名家で、「赤備え」と呼ばれる朱色の軍勢を率いる。京での暮らしが長く、公家を思わせる風貌。性格は穏やか。

月快(げっかい)

安康寺の住職で、天下第一の賢人として名高い。齢90にもなる老齢だが、今でも諸国を精力的に行脚し、信徒の前で説法をする日々を送っている。

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小説情報

鬼神の爪痕

丸本暖  marumoto

執筆状況
完結
エピソード
40話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
歴史小説, 戦国, 架空, 文学, 戦国時代, 武将, 創作, 合戦, 出羽, 時代小説
総文字数
54,082文字
公開日
2020年01月13日 16:04
最終更新日
2020年04月08日 21:00
ファンレター数
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