神様のお食事係
「人間よりも美味しいものを、教えてあげる!」
青森県の山奥深く、そこには人間を食べる神がいた。
代々『食事係』に選ばれた者は、人間を生け捕りにし神に捧げなければならないのだが……新たに食事係となった文香は、人間を捧げることができなかった。代わりに美味しい食べ物を捧げ、神を満足させようとしていく。
初めは神もそれに満足していたが、人間を食べないと神力を得ることができないことに気付く――。
目次
完結 全1話
2017年07月09日 22:49 更新
登場人物
茜 文香(あかね ふみか)/17歳(高校二年生)/157cm
黒髪のゆるふわボブ、ブレザータイプの制服を着用。
天真爛漫な女の子。
食べることが大好きで、口癖は「うまっ!」。よく食べる。
青森で生まれ育ち、大学は東京に行きたいと考えていた文香。しかし、その夢は村の『大ババ様』により打ち砕かれてしまった。
食事係に選ばれてしまい、青森の地から出られない体に変えられてしまう。
神様/年齢不詳/178cm/男性
艶のあるロングストレートを後ろで結び、着物を着用。
生きることに疲れ、ただただ人間を食べ地域を守護している。
お気に入りの食べ物はコンビニのおでん。口癖は「腹減った」。
遥か昔より土地を神力で守護し、見返りとして用意された人間を食らってきた神。
昔は誰もが知っている存在であったが、今はもう村の一部の人間しか神様のことを知らない。
小鳥遊 マリ(たかなし まり)/103歳/村の大ババ様
代々神様の『食事係』を指名し、かつては自分も『食事係』だった女性。
神様は絶対的な存在で、人間を食事として出すよう文香にきつく言いつける。
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