
猫禁制神社の巫女とバケネコ(仮)
~人間になったニャンコと巫女さんのほのぼの系トークin曰く付き(最近付いた)の神社~
ちいさな神社の猫嫌いの神主が猫除けの結界を張ったところ、鳥居をくぐった猫は人間の姿になるようになってしまいました。そんな神社を舞台にした、猫たちと一人の巫女さんのゆる~いお話です。
捨て猫を拾ったり、脱走猫のお願いを聞いたり、猫同士の縁結びをしたり、迷い猫のご主人様を探したり……そんな楽しげな日常をちょっと覗いてみませんか?
きゃらふと大賞応募用のキャラ紹介的な小話です。地の文少なめ(説明台詞多め…)でドラマCDのようなノリで作成しました。本格的な小説ではありませんが、少しでもお楽しみ頂けると幸いです。
※キャラクター重視のコンテストへの応募作なのでキャラ紹介コーナーに各話の核心やオチに繋がるネタバレ的な情報や裏設定も多少書いてあります。お話を楽しんで下さるお方はキャラ紹介は後から読んで頂けると幸いです。(9/13エピソードに簡易キャラ紹介を追加しました。)
※スペシャルサンクス(順不同)
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・ねこメーカー@CHARAT/キャラット様:https://charat.me/
※このお話はフィクションですので、実在の人物・神社等とは無関係です。
登場人物

雪待古都夜(ゆきまちことや)
「一度猫飼ってみたかったけど人型ってのが不可思議すぎてモヤモヤするー!」
17歳。猫嫌い神主の娘だが猫は好き。犬は嫌いではないが怖い。
ヒョン!なことから人間の姿になった猫たちの保護やお悩み相談、縁結びなどのドタバタに巻き込まれる羽目に……!?
部活は帰宅部で放課後や休みの日は境内の掃除や授与所の手伝い、そして野良猫の監視と追い出しの仕事を任されている。
巫女と言っても神秘的な聖人というわけでもなく、他人の恋愛話に興味津々なお年頃の普通のJK。スマホを持たせてもらえずガラケーなのが目下の悩み。
好きな食べ物はパンケーキとりんごあめと野沢菜漬け。
得意料理はホットケーキとタンドリーチキン。

まおた
「悪の巫女オンナ!!覚悟しろ覚悟ッ!!てりゃー!!」
年齢は3~4ヶ月くらい。雪待神社に捨てられていた猫の兄弟の小さい方。
呼び名は『マオ』。やんちゃざかりの男の子。
子猫だが最近恋に目覚めて格好良い三毛猫のお姉さんに一目惚れ。でもやっぱり恋愛について全然理解出来ていないみたい。
趣味はヒーローごっこ、お散歩、屋根の上でお昼寝。
好きな食べ物はお魚(特に生魚)。おさしみ最高。人の姿では食べても平気な物が増えたのでカレーライスやハンバーグも大好きに。

たまお
「す、捨てられてなんか!!……ううん、捨てられたんだけど……」
年齢は1歳未満、詳しくはひみつ♡雪待神社に捨てられていた猫の兄弟の大きい方。
呼び名は『タマ』。とっても乙女チックなマオの姉ちゃん。
人間化する際には女の子の見た目になるが実は去勢済の元オス疑惑がある。
自分たちを引き取ってすぐに捨てた2代目の飼い主のことを信じて待っている。
趣味は縁の下でお昼寝、内緒の趣味は可愛い生き物探し(狩り)。
好きな食べ物はねずみだったが人間の姿での味覚には壮絶に合わずトラウマになっている。代わりに好きになったものは、カップケーキ等の可愛いスイーツ。

えんじぇる☆まりりあ
「ああっ、と!これは猫の従業員にだけ話してくれた秘密のお話なのでした……!」
年齢はタマとマオの間くらい。ワケあって逃亡中のスコティッシュフォールドの女の子で呼び名は『マリー』。実は近所の猫カフェ『ぷてぃ☆にゃんじゅ』の大人気看板猫だがスレたところはなく、丁寧でおっとり、ふわふわとした優しい性格。
どうしても叶えたい願いがあり、人間になれる神社の噂を聞きつけ古都夜を頼ってお忍びでやって来た。
お客さんが(店内で買って)くれる細長いパウチに入ったおやつと店長が大好き。
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吹雪貴(ふぶき)
「大丈夫かい?手荒な真似をしてすまない。怪我は無いだろうか……」
年齢はタマより少し上くらい。吹雪貴と書いてフブキタカシ、ではなく『フブキ』。
マオがお散歩中に危ない所を助けてもらい一目惚れした初恋の"おねいさん"。
歌劇団のスターのようなクールビューティーな三毛猫。立ち居振る舞いはまさにおとぎ話の王子様。紳士的で芝居がかった喋り方をする。
元野良で一度保健所に連行されたが、里親に引き取られペットショップに売られ今はお金持ちの家で飼われているというシンデレラキャット(?)。生まれた直後から二転三転の人生を歩んだので年の割に落ち着いているが、年相応にハシャぐ場面もある。
好きな食べ物はメロンと、飢えていた時久々にありついた保健所の安いキャットフードの味が忘れられない。
三毛猫にはほぼメスしか居ないが果たして……!?

こじろ
「みぃ……ご主人様ぁ……ご主人様のとこに帰りたいよぉ……」
体格はやや小さいが年齢はマオと同じ。
タマたちとは別の家に貰われていった兄弟。呼び名は『ろろ』。
新しい家庭では『ロンディーネ=ガンリュー』と名付けられたがその家では『ろろ』とは呼ばれないらしい。
方向音痴で怖がりで甘えん坊の末っ子ちゃん。あざといほどにThe・子猫。
趣味はご主人様のお膝でお昼寝。好きな食べ物はご主人様がくれるおいしい物。
こじろの兄弟達は人間化すると黒と黄緑の毛色だけど実際は基本白黒の長毛猫。いちばん小さくて白の割合が大きい子なので元の家では「こじろ」と名付けられた。
こじろうではない。でも漢字で書くと小次郎。まおたは猫太でたまおは玉男もとい玉緒。

寅(とら)
「仕方ないけん、耳と尾を触ってみ。作りもんじゃなかろ。」
年齢は不詳。謎の方言で喋るなんとなく古風ないわゆる『のじゃロリ』風のとらねこの少女(ロリババア…?)。
正体は昔雪待神社で飼われていた猫の霊で本物の化け猫。呼び名は『お寅』
飼い主達が自分のせいで猫嫌いになったのを知っていたため強い未練を残しながらも再び神社に姿を表すことを躊躇っていたが、猫除けの結界を利用して人の姿でやって来た。
死後の時間の感じ方は現世と違うらしく、神主が代替わりしていたことに気づけなかった。
趣味はいたずら。好きな食べ物はかつおぶし。

シロ
「巫女どのにボクの飼い主を説得して欲しいんだ。」
年齢はタマより少し上。ひねりの無い自分の名前にコンプレックスを抱いている白猫のお姉さん。
自分の名前を隠し通したいので名乗らない主義。
飼い主は何らかのオタクらしい。少し不遜な態度と喋り方は飼い主が大好きなアニメのキャラクターの影響なのかもしれない。
趣味は飼い主の話を聞いてやること、飼い主がパソコンをしているのを邪魔しつつ見守ること。
好きな食べ物は飼い主特製の猫用兵糧丸。



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小説情報
猫禁制神社の巫女とバケネコ(仮)
- 執筆状況
- 連載中
- エピソード
- 8話
- 種類
- チャットノベル
- ジャンル
- ファンタジー
- タグ
- きゃらふと大賞, 猫, 擬人化, 巫女, 神社, 神主マン, 化け猫, 猫娘, ショタ, ロリババア, BL…?, セリフばっか
- 総文字数
- 28,327文字
- 公開日
- 2017年09月06日 01:33
- 最終更新日
- 2017年09月24日 11:47
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