パパがてんさいだった頃
森川朝彦(あさひこ)は、9歳の息子・俊(さとし)の間に深い溝が出来つつあるのを感じていたが、毎年慣例の、京都の夏の風物詩、五山の送り火を二人一緒に見に行くことだけは、続けようとする。
今年も大文字山を間近に望む小さな小山にやって来た父子。
この山頂にある神社には、「ここは、大文字の日には決して通り抜けてはいけない。」
と言い伝えられる奇妙な形の鳥居があった。
ここで、父から理不尽な叱責を受けた息子は、怒りのあまり、この禁断の鳥居を通り抜けてしまう。
その先は、昭和56年の京都だった。
親子の断絶と再生を描く物語。
目次
完結 全8話
2021年05月05日 13:53 更新
登場人物
登場人物が未設定です
ファンレター
ファンレターはありません
小説情報
パパがてんさいだった頃
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 8話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- ファンタジー
- タグ
- 家族, ファンタジー, ヒューマンドラマ, 親子, 現代ファンタジー, 五山の送り火, 京都
- 総文字数
- 70,411文字
- 公開日
- 2021年04月29日 20:56
- 最終更新日
- 2021年05月05日 13:53
- ファンレター数
- 0