はじまりの子

作者 マサモト

地球圏外で生まれる初の人類が、全世界を巻き込む騒動に発展。

2063年。国際宇宙ステーションで初の"出産"を試みる計画(ファーストチルドレン・プロジェクト)が立ち上がった。出産が無事行われれば、地球圏外で生まれる初の人類となる。妊婦候補となる女性は5名を全世界規模で募集が行われる。国籍・年齢・経歴もそれぞれ異なるメンバー。しかし、5名について国家、人種、宗教の隔たりなく選ぶことは困難だった。

全世界の宗教指導者は、生まれてくる子どもには非常に重要な宗教的な意味が発生すると、このプロジェクト実施に真っ向から反対の意思を表明した。またプロジェクトの主メンバーとなっていない国家代表からも候補となる宇宙飛行士への選出を求める声があがる。

そんなころ日本・東京の医学生である、瀬名紘一とアメリカ・ボストンのアビー=ルーはひょんなきっかけで出会い恋に落ちる。アビーは瀬名の子どもに世界の注目を集めるために、このプロジェクト参加を決める。

宇宙空間で生まれる初の人類のその宗教的意義を、人類誕生の進化論にまつわるキリスト教側の見解と議論を交えながら説明を行う。宗教家、国家代表、プロジェクト参加国、そして宇宙飛行士候補ら4者4様の思惑をSF要素を合わせて描き進める。

目次

連載中 全2話

2018年01月03日 20:52 更新

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小説情報

はじまりの子

マサモト  masamoto99

執筆状況
連載中
エピソード
2話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
聖書ラノベ新人賞, SF, 宇宙, キリスト教, 進化論, 地球人
総文字数
4,351文字
公開日
2017年12月25日 23:27
最終更新日
2018年01月03日 20:52
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