タケノコ列伝

作者 んだんだ

[科学]

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 ここ山形県庄内は群生孟宗竹林の北限地である。
 毎年、遅い春、5月初旬から6月初旬になると、庄内の人たちは筍の旬を待ち焦がれる。旬の10日間は、食も話題も朝から晩まで、「筍」一色に染まる。
 その孟宗竹は繁殖力が強く、そして成長速度が恐ろしく速い。
 そこで、地元でささやかれている筍の成長に関する列伝を紹介する。

目次

完結 全1話

2024年06月07日 07:00 更新

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ファンレター

筍の思い出

横浜の友人が許可をもらって隣人の竹林でタケノコ掘りをしないかと誘ってくれた。山に入るなら私のズボンと長靴に着替えろという。私は長靴が嫌いだし、ズボンなんて幼児期に無理やり母親に履かされて以来あり得ない。抵抗を重ね、長靴だけを承知した。私が履いていたのは7センチヒールの靴だったから。彼女の指導のもとに小一時間のうちに私の目は筍ハンターに育ち、彼女が見えなくても私にはわずかに出ている筍の頭が手に取るように見える。使ったこともないスコップで次々と掘る。暗くなったからやめようと言われても私は止まらず、4 ... 続きを見る

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小説情報

タケノコ列伝

んだんだ  yt3096

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
科学
タグ
エッセイ, タケ(竹), 繁殖力・成長速度, 「筍」と「竹の子」, 旬, 孟宗竹
総文字数
1,175文字
公開日
2024年05月30日 13:44
最終更新日
2024年06月07日 07:00
ファンレター数
1