僕らは終末(おわり)の夢をみる

作者 荒岸

僕らはきっと、終わった世界の向こう側にいる。

かつては人というものが、文明というものが……存在した。

長い長い時の流れの果てにあるものは朽ち、あるものは残り続けた。

「ねえケイト。次はどんな〈物語〉が出てくるかな?」

乾いた世界に、ぽんこつアンドロイドが一人。
荒涼とした世界に、気だるげな少年が一人。

「さあ。掘りだしてみないと分からない。何せ僕らには、分からないことがたくさんある、ということしか分からないから」
「ケイト、理屈っぽいよ」
「アンドロイドのくせに、論理性がないんだよ、ミアは」

彼らは崩壊した世界で、かつての世界の物語を探し求める。
それだけが、彼らの過去を知る手掛かりなのだから――――。

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小説情報

僕らは終末(おわり)の夢をみる

荒岸  isionisin

執筆状況
連載中
エピソード
15話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
廃墟, 終末世界
総文字数
42,304文字
公開日
2021年02月27日 01:20
最終更新日
2022年01月15日 15:51
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