ミツキさんの満ち欠け

作者 山田古形

[ファンタジー]

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千由紀は絵本作家のミツキに呼ばれ、ミツキが登壇するトークイベントの会場である書店に予定より早く到着した。
店の隅で縮こまるミツキの首の上には、頭がなかった。
本来ミツキの頭は月に似た球形をしており、ミツキの心理状態に応じて、まるで月の満ち欠けのように見え方が変化する特徴があった。全てが消えた頭は、胸中の強い緊張や不安を示唆していた。
イベントの開始までに心と頭を満月に戻すため、千由紀はミツキを元気づけようと試みるが……。

目次

完結 全1話

2022年07月04日 23:58 更新

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小説情報

ミツキさんの満ち欠け

山田古形  yamadakokei

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
ファンタジー
タグ
【三題噺2】, 現代ファンタジー
総文字数
4,214文字
公開日
2022年07月04日 23:50
最終更新日
2022年07月04日 23:58
ファンレター数
0