春と訛り

作者 TamTam2021

[その他]

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四月は上京のシーズンです。この季節、東北出身の若者にとって重要な問題は訛りです。自分が普通にが話す言葉が嘲笑の対象になることがどれほど傷つくことか、わかりますか。話し言葉はアイデンティティそのものだと思います。ここで環境に器用に適応できる人とそうでない人に分かれますが、自分は後者でした。そしてそれは今も続いています。

目次

完結 全1話

2023年04月22日 22:51 更新

登場人物

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訛りを誇らしく思い、生きること

訛りは故郷からの贈り物。自分の根底に流れている自分らしさ。そんなことを思いました。故郷の言葉を持たない私には少し羨ましく思います。マネしようと思っても、おかしなイントネーションになり、どうしても話せないのです。進学、就職を機に地方から上京してきた方々は、お国訛りで悩み苦労されてきたことでしょう。自称東京人は、ちょっとしたイントネーションの違いを嗅ぎ付けて、嘲笑する…何だか悲しいですね。自分らしさを隠さずに、故郷を誇りに思う気持ちを押し込めずに生きられる世の中になればいいのに…。自称東京人も、実は ... 続きを見る

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小説情報

春と訛り

TamTam2021

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
その他
タグ
詩, エッセイ, 現代詩
総文字数
1,201文字
公開日
2023年04月08日 18:33
最終更新日
2023年04月22日 22:51
ファンレター数
1