伊万里Ⅱ 船乗りウィレムの話

[歴史]

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 17世紀末から18世紀初頭を中心に、世界中に運ばれた古伊万里の皿や壺。
 そのうちのある一枚のお皿にスポットを当て、オムニバス形式で追う物語にする予定です。

 こちらはその第2話目(全4話)。古伊万里の運搬に当たった海の商人の物語です。
 アジアからヨーロッパまでの運搬は、イギリスなど他の国も担いましたが、何と言っても「黄金時代のオランダ」が一番メジャー。オランダ東インド会社の人々は世界中の海を席巻し、日本の商人、職人に助言を与えたり、高級品を選んで持ち出したりするなど、古伊万里の存在に大きく影響を与えたと思われます。

 なお、主人公ウィレムは架空の人物ですが、彼の置かれた状況はおおむね1690年代の世界を反映し、実在の人物も数人登場させております。間違い等、お気づきの点があったらぜひお知らせ下さい。

(主要参考文献)
スティーブン・ビースティー画『輪切り大図鑑 大帆船』岩波書店
羽田正『興亡の世界史 東インド会社とアジアの海』講談社学術文庫
永積昭『オランダ東インド会社』講談社学術文庫
大橋康二『海を渡った陶磁器』吉川弘文館
大橋康二、坂井隆『アジアの海と伊万里』新人物往来社

目次

完結 全40話

2021年09月19日 16:13 更新

  1. 一 黄金時代の片隅で

  2. 第1話 オランダ人の仕事2021年09月08日
  3. 第2話 カタリーナ2021年09月08日
  4. 第3話 出航2021年09月08日
  5. 第4話 中甲板の風景2021年09月08日
  6. 第5話 嵐2021年09月15日
  7. 第6話 金、金、金!2021年09月15日
  8. 第7話 喧嘩2021年09月15日
  9. 第8話 刑罰2021年09月15日
  10. 二 もう一人の男

  11. 第9話 帆柱の向こう2021年09月15日
  12. 第10話 画家2021年09月15日
  13. 第11話 船の生活2021年09月15日
  14. 第12話 壊血病2021年09月15日
  15. 第13話 喜望峰2021年09月15日
  16. 三 インドにお宝はあるか

  17. 第14話 もう一つの地獄2021年09月15日
  18. 第15話 さようなら2021年09月15日
  19. 第16話 「インド」の美2021年09月15日
  20. 第17話 抜擢2021年09月18日
  21. 第18話 再会と競争2021年09月18日
  22. 第19話 極彩色の国々12021年09月18日
  23. 第20話 極彩色の国々22021年09月18日
  24. 四 荒ぶる海

  25. 第21話 VOC字文の皿12021年09月18日
  26. 第22話 VOC字文の皿22021年09月18日
  27. 第23話 美麗島2021年09月19日
  28. 24 若い通詞2020年07月22日
  29. 25 買って下さい2020年07月23日
  30. 26 さらに買って下さい2020年08月12日
  31. 27 遊女も買って下さい2020年08月14日
  32. 五 人魚とお宝

  33. 28 伊万里の人形2020年08月28日
  34. 29 ワルス2020年08月16日
  35. 30 言葉の通じない女2020年08月17日
  36. 31 十角形の皿2020年08月18日
  37. 32 異変2020年08月21日
  38. 33 同棲2020年08月23日
  39. 34 階級闘争2020年08月25日
  40. 35 肩代わり2020年08月28日
  41. 36 半分だけ2020年08月30日
  42. 37 永遠の別れ2020年09月01日
  43. 六 もう一人の男より

  44. 38 届けに来ました2020年09月02日
  45. 39 再び、十角皿2020年09月03日
  46. 40 続きの絵2020年09月04日

登場人物

登場人物が未設定です

ファンレター

Sarumiさま

お大事になさって下さいね。元気に戻って来られるのを、お待ちしております。 ウィレムの「抜けたお坊ちゃん」キャラですが、後の展開を考えるとやっぱりこの要素も必要なんですよ……。水夫にもいろいろいるってことでお許し下さい(笑)。 それより『三色旗と私』を読んで下さった方には「またVOCものかよ」と思われてしまいそうで、それがちょっと怖いです。行動パターンが制約されているので、どうしても同じ要素が出てきてしまいます。年代的には百年の隔たりがあるので、なるべく雰囲気を変えてやってみようと思います ... 続きを見る

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今見たらランキング並んでますね。

まだ書き始められたばかりなのに。 こっそり直すにしても、今のお坊ちゃまと前作のヨハンの中間くらいがいいかもしれませんね。(^^) 「僕」はそのままでも良いと思うんですが、言葉遣いはもう少しぞんざいでも良いかもしれません。口語調だと子供っぽく、可愛く感じられてしまうので。 私の手術は、活動報告に書いてしまったので少々大袈裟になってしまいましたが、命に関わるようなものではないのでどうぞご心配なく。 実は足の裏の良性腫瘍の再手術です。去年手術したのに切除しきれてなかったため再手術? 医者は ... 続きを見る

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Sarumiさま

お休みの件、大変ですね。手術が順調にいきますよう、お祈りしております。 私もいろいろ抱えていますので、そのうち休みがちになってしまうかもしれません。 そうそう、第二話は荒くれ者主人公にするつもりが、第三話との兼ね合いで一人称を「オレ」から「僕」に戻してしまった経緯があるんですよ……。お察しの通り、ウィレムはこの後に荒くれ者になっていきます(画家志望ということもあり、それなりに学はある)。 が、最初から荒れていた方がいいかな、と今考え直しました(笑)。こっそり直しておくかも、です。 ... 続きを見る

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いよいよ

始まりましたね! 私は事情があって少しの間お休みしますが、スマホで読むことは可能なので、これからの連載を楽しみにしています。 まだ一話目なので遠慮なく書かせて頂きますが、主人公のウィレムは育ちが良いのかもしれませんが、ちょっと言葉遣いがお坊ちゃま過ぎないかな? と感じました。これからどんどん荒くれ男になっていく演出もあるのかもしれませんが。 10代の頃にロックにのめり込んで不良をやっていた自分だからそう思うのかも知れませんね。(笑) 

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小説情報

伊万里Ⅱ 船乗りウィレムの話

あおぞらつばめ  AOZORA-TSUBAME

執筆状況
完結
エピソード
40話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
歴史, 一人称, 冒険, 恋愛, 長崎, オランダ, VOC, 大航海時代, オムニバス, 美術
総文字数
70,529文字
公開日
2020年06月26日 13:43
最終更新日
2021年09月19日 16:13
ファンレター数
4