結界
戦後日本の国家最高機密を狙う巨大な謀略と、それに立ち向かう総理大臣とその盟友、新聞記者たち。そしてついに姿を現した国際テロ組織&外国情報機関と戦う警察と自衛隊精鋭部隊の物語。
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日本政府が長年、最先端科学技術を結集し、極秘裏に開発してきた特殊装置「S S-8」が、正体不明の武装テロ集団に強奪された。そしてその事件は、直前に発生した人気政治家・岡本哲之介財務大臣の「自殺」に関係していた。
そんな岡本の盟友であり、与党一大派閥の「桃園会」を率いる総理大臣の高島昇は、警察官僚出身の立浪義彦経済産業大臣らとともに、警察の総力を上げて「S S-8」の行方を探す。
一方、生前の岡本財務大臣と親しく、高島総理の実の息子でもある東京経済新聞遊撃記者の佐々木大介は、岡本の死が他殺であることを確信。大学時代の親友で一匹狼の週刊誌記者・沼沢や、佐々木に密かに恋心を抱く大学院生・堀田慶子の協力を得て独自の調査を開始する。
そんな三人の独自調査の先に姿を現したのは、政界や警察内部にまで深く浸透し、国家の乗っ取りをも目指す巨大宗教法人と、その影響を強く受けた与党内の競合派閥「合一会」を率いる幹事長の麻野、そして彼らの背後に見え隠れする外国諜報機関の不気味な動きであった。
やがて、佐々木大介からの情報を得てついに「S S-8」の隠し場所を発見した高島総理は、国家の威信をかけて陸海空自衛隊の精鋭部隊を投じ、奪還作戦を実行する。しかしそこに待ち構えていたのは、幾重にも仕掛けられた狡猾な罠であった。
そうして追い込まれた高島総理は、日本の独立と安全、そしてその存続を維持するため、ついに最後の決断を下す。
(この作品はカクヨムにも同時掲載しています)
(全84話)
目次
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小説情報
- 執筆状況
- 連載中
- エピソード
- 0話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 現代ドラマ・社会派
- タグ
- 政治, ミリタリー, 警察, 自衛隊, 特殊部隊, 情報機関, 公安, 大量破壊兵器, サスペンス, 戦闘
- 総文字数
- 0文字
- 公開日
- 2021年07月18日 22:34
- 最終更新日
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