もう、本は捨てない
これは、心に傷を負った少女と少年の物語。
姉の死をきっかけに、本を読むことも、小説を書くことも辞めた松野理央。何事にも興味を失い、無気力な日々を過ごしていた。高校1年生の9月、理央は、担任の入間から廃部寸前の文芸部に入らないかと誘われる。そこで、部員の春原健人と出会う。地毛が茶髪である健人の存在は、校則が厳しい学校の中で異質な存在だった。
健人とあまり関わらないようにしていた理央であったが、文化祭での出来事がきっかけとなり、健人は理央に自分の過去を話す。中学生の時、女子生徒に暴行したという濡れ衣で、友人、教師、両親の信頼を失い、健人は人間不信になってしまったのだ。そんな時、理央と健人に関する根も葉もない噂が、学校中でささやかれるようになった。その中には、健人が理央に暴行を加えているというものもあり、理央と健人は追い詰められる。ついには、二人は男子生徒から暴行を受け、体育倉庫に閉じ込められてしまう。そこで理央は健人に自分の思いを話し、自分を変えることを決意し、健人も理央を応援することを誓う。
※この作品はLINEノベル、小説家になろうでも掲載しています。
※2020/5/4「姉の彼氏」における役不足の使用方法を間違えておりましたので、訂正致しました。
目次
完結 全25話
2022年09月03日 19:56 更新
- プロローグ2020年04月24日
- 文芸部2022年09月03日
- 文化祭2022年09月03日
- 過去2022年09月03日
- 噂2020年04月24日
- 姉のこと2020年04月24日
- 体育倉庫で2020年04月24日
- 決意2020年04月24日
- 海2020年04月24日
- 物語のない部屋2020年04月24日
- 怒り2022年01月09日
- 強さ2020年04月24日
- 告白2020年04月24日
- 母が家を出る2020年04月24日
- 姉の彼氏2020年05月04日
- 和解2020年04月24日
- 文芸部OB2020年04月24日
- 春原の叔父2021年03月29日
- 後輩ときっかけ2020年04月24日
- 物語を紡ぐ2020年04月23日
- 同窓会2020年04月23日
- 進路2020年04月23日
- 最後の文化祭2020年04月23日
- 言葉2021年03月25日
- エピローグ2020年04月23日
登場人物
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小説情報
もう、本は捨てない
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 25話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 学園・青春
- タグ
- 青春, いじめ, 文芸部, ヒューマンドラマ, 女主人公
- 総文字数
- 89,399文字
- 公開日
- 2020年04月22日 12:46
- 最終更新日
- 2022年09月03日 19:56
- ファンレター数
- 1