坂本屋土蔵密室殺人事件

作者 音野内記

[歴史]

25

8,083

0件のファンレター

 坂本屋の手代が合鍵で質蔵を開けると、中で番頭が腹に包丁が刺さった状態で死んでいた。番頭の懐には蔵の鍵があった。
 蔵の鍵は、番頭が持っていた通常使用の鍵と合鍵、二つしかない。
 番頭が死んだ夜、合鍵は鍵のかかっている帳場箪笥の中にあった。帳場箪笥を開けられるのは主人だけだ。だが、その夜、主人は出掛けていていなかった。
 権助が死んでから蔵に施錠し、その鍵を権助の懐に入れたとしたら、密室状態の土蔵にどのようにして入ったのか。
 同心と岡っ引きが、下手人を捕まえるために奔走する。

登場人物

芋沢宮四郎:北町奉行所定町廻り同心

啓次:岡っ引き

城太郎:坂本屋主人


お龍:城太郎の女房

権助:坂本屋番頭

桃吉:坂本屋手代

信七:坂本屋手代

数松:坂本屋小僧

猿松:坂本屋小僧

お秋:坂本屋女中

お那津:坂本屋通い女中

雅八:博徒の親分の兄弟分

ファンレター

ファンレターはありません

小説情報

坂本屋土蔵密室殺人事件

音野内記  otononaiki

執筆状況
完結
エピソード
13話
種類
一般小説
ジャンル
歴史
タグ
時代劇, ミステリー, 殺人事件, 密室, 同心, 岡っ引き, 鍵, 江戸時代
総文字数
37,117文字
公開日
2020年09月16日 19:51
最終更新日
2020年10月03日 18:00
ファンレター数
0