エコロジー

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9件のファンレター

思い付きをカタチにする。ヒューマンエコロジーの村山がお送りします。


牟田無(むだなし)市にある江古田(えこだ)研究所を中心にした、思い付き短編集です。オムニバス、各話読み切りできるように努めていますが、関連はあります。更新は、思いついたら順次、です。連続したストーリーではありません。

★チャットノベルではありませんが、「登場人物」の設定をしています。

登場人物

ヒカリ 双子の中学生。兄にあたる。江古田研究所所長である江古田博士の子。

ミドリ 双子の中学生 妹にあたる。江古田研究所所長である江古田博士の子。

絵禰子(えねこ) 研究員

倹一(けんいち) 澄和銀行勤務

結三郎(ゆいさぶろう) 研究員

晶子(あきこ) 二つの顔を持つ女  澄和銀行勤務

効太郎 絵禰子の恋人

保(たもつ) 中学二年生

薫(かおる) 小学五年生女子

慶子(けいこ) 江古田研究所経理担当 独身

須藤禎子(Teiko Suto) 外国帰りの凄腕研究員。動物・生物が専門。

許紅丹(きょ くたん/シュイー ホンダン) 外国から牟田無に移住してきた環境活動家。

毛利(もうり)有資(ありすけ) 中学二年生男子 保の同級生

節子 ミドリの同級生

環希 ミドリの同級生

ファンレター

“エゴ“ロジーかもしれないけれど

“エコ“に何となく近寄り難さを感じていたのです(懺悔)が、こちらを拝読しまして、その理由が分かったような気がしました。『生態系を守る』目的であるはずが、『生態系を(人類が生き残れるように)つくり変える』へ、手段がシフトしていっているような違和感が有るのです。資源が有限であること、人口が増えすぎてしまっている厳然な事実が分かっていて、自滅を回避し生存への道を科学技術と社会規範の強制で何とかしようとする……薄ら寒いと同時に、その悪あがきと情けなさと愛嬌っぷりが人間なのだなあ、とも思いました。続きを楽 ... 続きを見る

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オムニバスはノートに!

拝読させていただきました。読んでいて、「え?何で2話目が1話目??」と、まず突っ込んでおきましたよ。 エコの幹を回りながら切りつける、でも同方向からは切りつけない。そして、江古田博士がまだ出ていないところ。全部のお話が、まだまだ先があるところ。これらが螺旋のように絡み合って、エコの幹を取り込むのか、それとも切り倒すんでしょうか? Star New One先生の香りがとても濃いですね。そして、牟田無市。ほう、都心を大きく迂回してさらに西に在りますか。西武新宿線、ですか。江古田研究所、中 ... 続きを見る

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テーマパーク(その1)までの感想

ヒューマンエコロジスト村山さんこんばんわ、るるせです!! 僕自身が石炭関係の資料館に(雑用係だけど)現在、勤めているので興味深く読ませていただきましたぁ!! 全編ブラックユーモア、在りし日の日本SFではないですか、これ!! それでSDGsやるんでしょ、すっごくヒューマンエコロジー(笑)。一話目も本来ならバイオマスなわけで、そこからぐぐっと引き込まれました。村山さん、日本SF御三家を感じますよー、好き好き♡ 石炭(正確には今まで品質が悪いとされた褐炭です)も水素、水の二倍採れるんでよろし……お、経 ... 続きを見る

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後退の進化!

こんばんは! 貴作『檻』を読ませていただきました。私の拙作では人類が進化(?)を遂げ、植物化するのですが、パターンが何となく似ておりゾッとしました。現在の、人間が人間を狩る姿を目の当たりにすると、進化は後退へと滑り出しているように思えてなりません。 ありがとうございました。

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読了しました。

短編集ながら、作品同士につながりがあり、大変面白かったです。 これだけで一冊の本としてもいいくらい、村山様らしい見事な作品集だと思います。 『ランチタイム』 某有名バーガーチェーンはたまに利用します。 最近はストロー問題などが取りざたされますが、 以前から分別していたことを、これを拝読して、 改めて思い出しました。 『夏の秘密』 予想だにしていなかった意外なオチでした。 そこまでするかと思いつつ、絵空事ではなく、 近い将来、実現するかもしれませんね。 『居酒屋』 ... 続きを見る

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第6話まで拝読しました。

村山様、お疲れ様です。 タイトル通り『エコロジー』をテーマにして、 それだけでこれだけの短編を書き上げてしまう才能が羨ましいです。 ネーミングセンスが素晴らしいと思いました。 『テラス』 ドキッとする導入部で、いろんな意味で期待しました(笑)。 『駅』 階段を踏むことで発電するシステムは聞いたことがあります。 歩くだけで発電に協力できるのは、エコ意識を育てる意味でも有意義だと思います。 コスト面で課題があるでしょうが、 今後もいろんな場所で採用されるかもしれません ... 続きを見る

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人生の黄金期!

村山さん、こんばんは!「冬の出張」大変楽しく読ませて頂きました。思わず顔が綻び、サラリーマン時代を懐かしく思い出しました^^ ホテルのロビー、五反田、一度飲んだ店、まだ時間がある。。スポーツ新聞を閉じようとした時、殺人事件が目に飛び込む。確か、あのバーだ。こんなことも実際にありました。良かったこと、お墓への隠し土産、全てを含めて、あの時が黄金時代だったのだと、後から気づきました。辛うじて、心の牟田無?があったればこそ、でしょうか。有難うございました。

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環境問題解決は科学ではなく宗教かも。。確かに。

村山さん、お久しぶりです。わずか1000字にエネルギー問題の本質が垣間見え、感動しました。温暖化問題、今、世界の乗用車すべてをEVにしても二酸化炭素排出量削減は3%いくかどうか。その3%も石炭必須の製鉄に。未曾有の半導体不足、新規半導体工場稼働に喰われる再生可能エネルギー。環境テクノロジーの原動力は経済の国際競争原理。科学の限界(パスカル)。30年後、「人類があそこで留まっていれば」という残酷な懐古とならないよう、小説の力を信じ、お互いに頑張りましょう! 有難うございました。

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究極の食品ロス対策ですね!

こんばんは。「居酒屋」を読ませて頂きました。思わず顔が綻ぶ、実に面白いお話しでした。 洗練されたユーモアの描き方は、書き手としても大変勉強になります。順次読ませて頂きますね。 ありがとうございました。

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小説情報

エコロジー

村山 健壱  eternal_traveler

執筆状況
連載中
エピソード
17話
種類
一般小説
ジャンル
科学
タグ
一話千字程度, サイエンス, 環境問題, 政策, 税制, 生物学, 経済学, オムニバス
総文字数
18,328文字
公開日
2021年06月14日 12:48
最終更新日
2023年04月30日 23:55
ファンレター数
9