籠中の比翼 吉原顔番所同心始末記
湯飲みの中に茶柱が立つとき,男は肩を落として深く溜息をつく ――
吉原大門を左右から見張る顔番所と四郎兵衛会所。番所詰めの町方同心・富澤一之進と会所の青年・鬼黒。二人の男の運命が妓楼萬屋の花魁・綾松を中心に交差する。
男たちは女の肌に秘められた秘密を守ることができるのか。
一之進と鬼黒を陰日向から見守る並び矢筈の紋所を持つ侍の正体とは。
江戸は吉原を舞台とした花魁小説。ここに幕が上がる。
◇2018年9月公開・イラストレーター猫月ユキ氏主催WEB企画「花魁はなくらべ」参加作品
https://yukinkzk.wixsite.com/oirankikaku
目次
完結 全8話
2019年03月22日 21:45 更新
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小説情報
籠中の比翼 吉原顔番所同心始末記
- 執筆状況
- 完結
- エピソード
- 8話
- 種類
- 一般小説
- ジャンル
- 歴史
- タグ
- 花魁, 吉原, 遊郭, 町奉行所同心, 江戸, 【骨太小説】
- 総文字数
- 98,357文字
- 公開日
- 2018年09月07日
- 最終更新日
- 2019年03月22日
- ファンレター数
- 1