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[ホラー]
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8件のファンレター
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閻魔さまのフィードバック面談。 【フィードバック面談とは】個人目標の成果に対し、上司が評価結果を伝えること。上司は今後の課題を共有し、部下の成長を促す。
完結 全1話
2022年08月17日 00:03 更新
登場人物が未設定です
櫟 茉莉花
今更ながら、こちらの作品を拝読しました。 まず、構成が斬新で面白いですね! 一見シナリオのようでありながら、装飾を削ぎ落とした文章で物語の核となる事象だけを淡々と綴られている為、文字数以上の情報を得られる気がしました。 また、物語自体が、このどうしようもない男の目線で書かれているのも、凄いと思いました。 男目線だからこそ、読み手となる私たちも無意識に裁かれる側に移入されます。 誰しもが、必ずどこかで事の大小こそあれ、何らかの間違いは犯しているでしょうから、そこをさり気なく咎められている ... 続きを見る
返信(1)
成瀬川るるせ
法要は十王信仰から来ていて、全部で十回あるところから十仏事、日本ではさらに三回プラスされます。冥土で死者の罪を裁く10人の王がいて、10回の審査を受け、一般には四十九日にあたる7回目の審判で転生するんですね。 「十王駅、十人の王の名を刻んだ柱。|成瀬川るるせ @rulerse #note https://note.com/rulese/n/ndc73526e37dc 」を参照していただけるとうれしいのですが、ロビーならぬ駅の改札前のベンチ(休憩所)に閻魔たちの名前が刻まれているので、「おお、ミ ... 続きを見る
桐乃桐子
走馬灯のように流れる場面がイメージしやすくて、ショートフィルムを観ているような感覚で拝読しました。 ロビーの構造も馴染みがあるぶんわかりやすいです。 よくある、大広間の高い位置から見下ろしてくる閻魔さま、というステレオタイプのものより、今どきはこちらの個室のほうがリアリティーがありますよね。発想がすごいです! 後半の閻魔さまの計らいで溜飲を下げましたが、この主人公、なかなかひどいですね(怒) 全然反省していないし、保険金のくだりでは唖然呆然でした( ゚□゚)ポカーン そして閻魔 ... 続きを見る
夕記すい
はじめまして。 佐久田さんのお名前は前からお見かけしていて、こっそりと作品も読ませていただいていましたが、ファンレターを書く勇気がなく、今回オーディションを受けるような気持ちで思いきって書いてみました。 この作品を読んで、あぁそうなのか~、「ダメだよ」ってことは、ちゃんと止まるタイミングを与えられてるんだなぁとしみじみ感じました。 33年もひたすら…は私にとって1番嫌だなぁと感じることなのでこれもできれば避けたい!そのために我が身を見直そうという気持ちになりました。 皆さんのよう ... 続きを見る
返信(3)
黒機鶴太
まずトリッキーな構成に気づいて、なるほどとにやり。さらに主人公が叩かれまくるシーンににやにや。そして不安が漂う結末にゾクゾクしました。というか、あれだけダイレクトな警告を受けまくっても関係を続けた二人はある意味すごいです。そりゃ閻魔様でも匙を投げちゃいますね。それ相応の何かが待っているようですけど……。 ちょっとネタバレぽくなりますが、ロビーには他の亡者もいるのでしょうか。そしたら古強者的存在になって新入り亡者にアドバイスしたりして。「俺さあ生前ヤバめなことして、まだ十八年もここにいないと ... 続きを見る
しおむすび
閻魔さまのファンになってしまいそうです。 閻魔さまの目的がこういう方向で、しかも「遠回り」という言葉にものすごい温かみを感じました。 家族や男女の関係だけでなく、人を苦しめて知らんぷりするような奴は、その苦しみよりもっと重いものをずっと背負って歩いてもらいたいです。自分も気をつけねばですが……。 できればロビーには行きたくないです。 真面目にまっとうに生きようと改めて思いました! 最後の決め台詞的なフレーズにスカッとしました(*^_^*) 佐久田様 ファンレター ... 続きを見る
返信(5)
村山 健壱
佐久田さん、「ロビー」を拝読しました。 ファンタジー要素を前面に出しながら、佐久田さんのテーマが貫かれている作品ですね。 背筋がゾクッと来たのは、読後しばらく経ってからでしたが、こういう方が効果が大きいだろうなあ、と思います。 予定されていたものが「性善説」的で、それを歪めていくのが人の一生なのかもしれませんね。 ここで娘の相手になるはずの人の行く末までも変えてしまい、 自分の相手は三十三年(この数字も意味ありげ!)経って尚、ですか……。 少しはお赦しを……とも思いますが、そ ... 続きを見る
南ノ三奈乃
薬味のピリリと効いたホラー・ショートショート、面白かったです! 被害者である美代さんや莉子さんでなく、あえて加害者の陽介を主人公兼視点人物にすることによって、読者を主人公に感情移入させない構成になっているんですよね。 その分、ブラックユーモアというか、一種からっとした味わいがあり、安心して楽しむことができたような気がします^^ ラストの「ゆめゆめ簡単に〇〇〇と思うなよ」の台詞も、読者としては「やってやれ、やってやれ!」(笑)という感じで、小気味よく痛快な感じがしました。 「凄みのある ... 続きを見る
ロビー
佐久田 和季 202004